今日は、少し、ケニアでの(アフリカ全体で言えると思われる)ビジネスをする上での心得をお伝えしようかな、と。
長文です。
私自身、ケニアで4年ほど働きましたが、それだけでも散々な想いをさせられてきました。ふふふふふ。
本当に、心の底から、人生の中で忘れないであろう怒りを味わいました。何度もね。
☆酔っ払ったまま、酒の匂いをプンプンさせて、サファリカーで2時間の遅刻で登場。お客様を迎えにきたドライバー。
勿論、連絡なし。連絡付かなかった。オフィスからも何の報告もない。
挙げ句の果てに、この件でクレームを夜間担当のマネージャーに報告したら、
"お願いだ、このだけの秘密にして黙っててくれ。"
と言われる。
その後、当のドライバーの態度は最低だったので、文句を言うと、今度は逆ギレ。
夜間担当のマネージャーとグルになり、嘘で固めて、全部私が悪いような話にすり替えられ、村八分的な扱いを受ける。
死ね!!!!!って思いました。笑
☆真面目に働いて居ましたが、給料を支払われませんでした。約一年間、私から取り立てのように会社に連絡を入れ続けるも、会社の経営者は何の悪気も謝罪もありませんでした。
ほとんどの未払いは、やっと払ってもらいましたが、
有給休暇の際、会社にお金がなかったので、
私が立て替えた飛行機往復代は、未だ帰ってきてません。
(雇用契約として、会社が飛行機代を払う、となってました。)
従業員2度との給料を払えてないのに、当の経営者は、家族とともにアメリカに行ってました。アメリカに留学してる娘の卒業セレモニーの為に。
ふざけてんのか!と。
私がこの件で、ナイロビの日本人コミュニティにブラック企業として公にしたら、
そこの経営者は、
"お前を訴えるぞ!そして、2度とケニアに入国できなくしてやる"
と脅迫されました。
2度と人を信じてはいけない、
そして、相手の裏の姿を見極めなければいけない、
と、それ以来、これまで以上に、肝に命じました。
結婚して、今年6月で8年目になりますが、
結婚後、旦那さんは、起業。
自分の会社をゼロから1人で立ち上げてきました。
勿論、私も出来ることはサポートしてきました。
それを、隣で、この8年見てきてるわけですが。。。
いつも、いつも、毎回、毎回、
起きる問題は、マンパワー。
ココです。
"マンパワー"
契約してるフランスの企業とのことを1つ、例えに出しましょう。
去年の11月、契約先の会社に旦那さんの会社のプロダクツを運び納品済み。
銀行に、振込があるはずが一向に振り込まれないので、先方に電話で確認。
その後、オフィスに出向き、担当者と話をする。を何度となく繰り返してきました。
正式な先方からのオフィシャルレターまで、ちゃんと、いついつまでに支払いをする、と書いてもらい、約束してきたのにもかかわらず、6ヶ月が過ぎます。
これまでの間、先方は、銀行に問い合わせて見てください、ちゃんと送金の支度は整って手続きはしてます。銀行に問題があるはずだ、と。何度も言われ、旦那さんは、銀行にも何度も問い合わせていました。
そして、今日。
再び、先方のオフィスに行ってきたみたいです。
以前から、正式に弁護士立てて、裁判所に申し立てをするレターを用意していたみたいで、そのレターの効果があったのか、先方も、ようやく、重い腰を起こし、調べたみたいです。
そして発覚したのが、先方の担当者の1人が、わざと支払いをしていなかった、ということを聞かされる。
旦那さんの会社だけじゃなく、いくつかの会社にも同じような対応をして、お金を動かさなかった、との事。
まー、会社のお金を着服していたのか、詳しくは聞かなかったみたいですが、結局、その担当者はクビされていて、新しい担当者が出てきて、
これから、支払いの手続きをするので、待ってほしい、と言われる。
1つの大手の会社とのやりとりで、こんなに無駄な時間と労力を費やさないといけない。。。。
自分から動かないと、先方は何も動かない。
ひたすら、プッシュしまくる。
相手のミス、不手際であっても、自分の足で動いて、行動しない限り、解決にたどり着かない。
その他として、
旦那さんの会社の従業員もしかり。
どれだけの従業員を、クビにしてきたことか。笑
だって、仕事出来ない。
そして、お金にルーズ。
(会社のお金を使ったなら、領収書いることすら、わからなかった、と言い訳。とかね。)
そして、仕事もろくに出来なくて
機材、トラックをら壊しまくってるくせに、
給料を上げろ、と色んなことで言い訳をしてくる。
仕事できるレベルになってから、給料のこと言えよ、と突っ込みたくなる。
どんだけ、従業員のミスでの
修理代、スペアパーツ、エンジニア、費用出てるかわかってない従業員たち。
寝るとこ、食事、日用品、全部会社から出してるのにもかかわらず!!!
新車のトラックを数日で、(居眠り運転してたと思いますが)横転させる、とか。
機材の扱い、メンテナンス不足、確認不足で部品を壊す、機材を倒す、とか。
セキュリティも居てるのに、マネージャーも居てるのに、機材の中の一部の部品を全部、何者かに盗まれる、とか。
燃油のガソリンを運んでも、ガソリンを抜いて販売する、とか。
仕事に慣れてくると、
人の目がないところだと、何でも悪事を起こす。。。
事務所は、事務員で、大学出てるのに、
1000KGが1トンの計算がわかってないまま、書類の計上をしてて、大変な間違いをしてたり。
こんなのを、まともに相手していかないといけない。。。。
従業員以外でも、その土地に暮らすニートたち。
別名、コミュニティからの嫌がらせ。
嫌がらせをしてくるのは、お金が欲しいから。
俺たちのコミュニティに、お金を落とせ、さもなければ、嫌がらせをして、仕事に支障を起こしてやる、って魂胆です。
無職のなんちゃってヤクザまがいな行為をしてくる、コミュニティ。
ほぼ全てにおいて、
"マンパワー"に問題があります。
真面目に働く人も中には居てるでしょう。
しかし、個人として真面目でも、
置かれる環境、ともに働く周りの人間によって、その真面目な良さも無くなっていくケースもあります。
慣れてきた頃には、初心の人柄は無くなってしまっている。。。。。
例えば、契約社員の時は、とても真面目で謙虚だったが、正式に採用したら、態度が変わる。。。とかね。
雇う側としては、時に、心折れます。
そして、疲れ果てます。
でも、会社を守らないといけないので、必死に立ち向かうしかないわけで。。。。。
それが、永遠に続きます。きっと。
なので、同じジャンルで会社してる人たちも、当然、同じ問題を抱えてます。
中には、ギブアップして、会社を倒産させるところもあります。機材が動かないと運営出来なくなる。
最近では、中国人の会社もありましたけど、
やはり、従業員の問題があって、経営をスムースに進めれてないみたいで、辞めるか続けるか悩んでるみたいです。
折角、雇用を作っても、働く側の意識がこれでは。。。。って感じがして、腑に落ちないのが正直のところ。
ですので、最初にビジネスをするならば、無駄な従業員を雇うことなく出来る事から始めて、徐々に、信頼できる人の出会いがあった場合、しっかりした契約を交わして雇っていくことが、無難だなー、と思います。
致し方なく、最低10名以上の雇用が必要な場合は、それなりの覚悟を持った上で、
関係を作っていく、
目を光らせておく、
といった配慮が要りますね。
長く書かせてもらいましたが、リアルな現状です。
何か始めたいなぁー、
って個人的に芽生えるんですけど、
アイデアとかも出てくるんですけど、
上に書いた事を考えると、
本当、
最初の一歩が、とても重い。笑
全然、その一歩が出せない。笑
でも、上手くビジネスをやりくり出来てる人も居てるのも確かだし。
これらのマンパワーを、どのように操るかで、
経営として大きく変わってくるなぁー、
って思うんですよね。
マネージメントの器と、
人間の心理を追求して、
上手く操れる、コントロール出来る力が不可欠。
だから、自分は、まだまだ、学ぶ必要があるんだなー、って思わされてます。
特に、メンタルね。
タフなようで、すぐ心折れます。ふふふふふ
真面目すぎるんでしょうね。きっと。
そして、いつも最後に感じずに居られない事がね、
日本って素晴らしい!
と言う事なんです。
最後まで読んでくれてありがと~~~♪
いつもブログに遊びに来てくれてありがとう★
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