2012年1月19日木曜日

オカンポ6

今月17日の当地新聞報道によると,オカンポ6(2007年選挙後の暴力責任を追及されている6人の容疑者)について公判入りするか否かの判断が,1月23日(月)までにICC(国際刑事裁判所)から発表されることを受け,治安当局では2007年大統領選挙後暴動で暴動が発生したリフトバレー州のナンディ県,ケリチョ県,ナクル県,ナイバシャ県,ウアウジンキシュ(Uasin Gishu)県,ナ イロビ市の一部とセントラル州の一部等の地域に警察官を増員配置しています。

 現在のところ,治安上の問題はありませんが,発表後,一部の地域で集会やデモ等が発生する可能性も考えられることから,メディアからの情報収集につとめるとともに,集会やデモ等が行われる場所には近づかないようにしてください。



平成24年 1月18日

在ケニア日本国大使館

領事・警備班




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2012年1月18日水曜日

【残飯大国ニッポン】今、知っておくべき世界の真実

世界一受けたい授業 
6時限目【特別授業】
世界の人口70億人のうち26億人はトイレを持っていない!
今、知っておくべき世界の真実 2012年1月7日放送



全世界で生産されている食糧のうち約1/3は捨てられている


日本は世界一の残飯大国です。
日本の食糧廃棄量は年間約220万トンにのぼり、
日本で1年間に出る残飯の総額は約11兆円です。
欧米ではレストランで残った食事を持って帰る習慣があります。
日本にもそのような習慣が広まれば解決策の一つになるかもしれません。









ある方の意見。(私も同感。)

『私がお金を払って得た食事の残りを廃棄しようが持ち帰って後で食べようが大差ない。』
こんな風に思う人は多いと思うし、私もついさっきまでそう思っていた。
ダイエット的な視点ではレストランの一人前は多すぎるから残すべきだ、とも言われている。また日本では食中毒などの問題もあってか、店側でお持ち帰りを拒否する場合が少なくないとのこと。

でも、一人ひとりが「もったいない」という気持ちを持つことはやっぱり大事。自分の体型についてだけでなく、まともな食事をとれない人々にも想いを馳せることで、様々な気づきを得られる。

飢餓で苦しむ人は世界に10億人もいる。いや、10億人しかいないのだから、食糧は十分足りているはずなのに、なぜ飢餓があり続けるのか?

原因はたくさんあるとして、収穫もされずにキャベツが処分されたり、まだ食べられるコンビニおにぎりが廃棄になったりという類の無駄は、そうしたほうが儲かるからやっているのだし、私もあなたもその恩恵を享受している。
むしろ消費者の消費行動あっての商売だから、原因は私たちだと言えるかも知れない。

豊かな暮らしをしている私たちが『どうすれば捨てるほど余っている食物を飢餓で苦しむ人たちに行き渡らすことができるか?』ということを本気で考え始めたら、きっとたくさんの命を救えるはずだ。


(世の中の狂ったことの裏には権力者の欲望と莫大な金がからんでいるので、個人の力では全く困難を極めるだろうが諦めたらそこで試合終了である。市民が団結すれば革命を起こせると歴史が証明しているよ!)

(日本で出る残飯の多くはコンビ二の消費期限切れじゃないかと想像するのですが、実際はどうでしょうかね?)

(飢え死にをする人間がいる一方でアメリカでは年間約40万人が肥満が原因で死んでいるという真実。足して割れば世界は平和になるのに...)

(ところで、欧米のレストランの多くがメニューは文字だけで、オーダーしてみないとどんな料理か、どのくらいの量なのか分からない。私もニューヨークの中華レストランで例に洩れず「持ち帰る?」と聞かれた)




http://sonoichi.info/miswo/archives/2012/0107_215601.shtml#more




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〜宗教がわかればニュースのナゾが解ける〜 池上彰

池上彰スペシャル
〜宗教がわかればニュースのナゾが解ける〜
厳格なイスラム教の国 池上彰が見たサウジアラビア

サウジアラビアの暮らしを見るにあたり、ハリド・アブホデアルさ​んが家での暮らしを見せてくれることになった。サウジアラビアの​平均月収は日本円にして約35万円と裕福で、中流家庭でもプール​つきの豪邸に住む。
ハリドさんの家で、娘さん達にサウジアラビアでの生活について聞​くと、「2つの聖地があることは誇らしいけど、車の運転が出来な​くてアバヤを着ないと外出できないのが残念」と答えてくれた。ハ​リドさん夫婦はお見合い結婚で夫婦となったが、娘さん達全てが自​身もお見合い結婚することは望んでいなかった。
首都リヤドの超高層ビル、キングダムセンターには女性専用階とい​うものがあり、春香クリスティーンが一人で向かった。吹き抜けの​エントランスからはその階の廊下は摺りガラス張りになっていてよ​く見ることはできない。だがここでの様子を見ると、女性客が大勢買物をしていて、男尊女卑​で女性外が非常に抑圧されているような印象はなく、かなりの自由​が許されていることがわかる。女性専用階を見た春香クリスティー​ンによれば、オープンカフェやヘアサロン、ネイルサロンがあり、​女性達は顔を出して談笑し、アバヤ以外のドレスも売られていたと​いう。
池上彰はイスラム法学者のその他一般人・アルアリフィーさんにイ​ンタビュー。アルアリフィーさんは「サウジアラビアがイスラム教​の預言者その他一般人の故郷であり、メッカとメディナという2つ​の聖地を持った神に選ばれた土地である」と語った。世界中からイ​スラム教徒が巡礼に訪れる国であるため、サウジアラビア人はイス​ラム教の代表的な存在として敬虔な教徒でなければならず、サウジ​アラビアが中心となって正しい教えを守っていく必要があるのだと​いう。アメリカ同時多発テロ事件以降イスラム教に恐怖を抱く人も​増えたが、アルアリフィーさんは「どんな宗教であれ殺人は絶対に​許されない。正しいイスラム教徒であれば同時多発テロは起きない​はず。彼らは正しい教徒ではない。世の中のために善いことをすれ​ば神は喜ぶし、我々はそれを続けて死後に神のもとへ行き、神から​楽園での生活を与えられる。これが本当のイスラム教です」と語っ​た。
サウジアラビアを取材した池上彰は、女性で働く人は結構多く、参​政権が認められるなど女性の権利もようやく変わりつつある。ただ​、国会というものがなく、王様から意見を求められる諮問委員会が​存在するのみで、国会議員という立場はない。それでも地方議会に​女性の参政権を認めようという動きは、大きな一歩である。

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池上彰と春香クリスティーンは伝統的なイスラムを守り続ける敬虔​なイスラム教徒の国、サウジアラビアにやってきた。首都リヤドは​高層ビルの建設が進み都会的だが、街を歩く人はイスラム教の教え​を厳格に守っており、外国人も外を歩く時は伝統に従わなければな​らない。春香クリスティーンもアバヤで身を覆って外出した。サウ​ジアラビアでは女性が外出するときはアバヤを着て家族の男性と一​緒でなければならず、車の運転も認められていない。以前には車を​運転して鞭打ち刑の判決を受けた女性がおり、国王が国民感情を考​慮して温情措置として刑を取り消したこともあった。
イスラム教は「神に帰依し、神に身をゆだねる」という教えで、世​界に約15億5319万人の信者がいて、いずれキリスト教徒を抜​いて世界で最大の宗教になるだろうといわれている。サウジアラビアの国旗にはイスラム教の「アッラーの他に神は​なし。その他一般人はアッラーの使徒なり」という言葉が書かれて​いる。この言葉はイスラム教の信仰告白であり、サウジアラビアが​イスラム教徒の国である事を国際的に宣言したものを表している。
女性が髪の毛などを隠すのは誘惑に弱い男性を刺激しないためで、​アバヤを着ると外からは顔が見えないが、内側からは見えるように​なっている。
池上彰がサウジアラビア文化情報省のアリさんと手をつないで歩い​ていた。これは親愛の証で他意はない。
サウジアラビアの商店街を歩いていると、アザーンが聴こえてきた​。商店街の人達はモスクへ礼拝に向かうため店を閉める作業を急ぎ​だした。イスラム教では1日5回の祈りの時間があるため。24時​間営業のスーパーマーケットも客がいない場所となる。家電コーナ​ーのテレビには、メッカのカーバ神殿の様子が中継されていた。
イスラム教徒が祈りを捧げるモスクを特別に許可を受けて取材。司​祭や神父はおらず、イスラム教に詳しい人物が信者を導く立場とし​て礼拝を進行しており、カーバ神殿の方角にあるミフラーブに向か​って祈りを捧げていた。



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サウジアラビア王国について2

サウジ女性の日常
http://saudiarabiajyosei.seesaa.net/category/10974541-2.html

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カテゴリー:サウジアラビア王国
http://saudiarabiajyosei.seesaa.net/category/10974541-2.html

サウジアラビアでは郵便物の宅配はない!私書箱制です!
→ケニアでも同じく、配達ないです。

私達日本人は、 郵便物は自宅に届くものと思っているが・・

国が違えば郵便物は自宅に届かない!!
DHLなどで一部の宅配は、あるようですが・・・
サウジアラビアでは私書箱制のようで・・・

サウジアラビから日本へ郵便を送るには

はがき     →   50円
封書10gまで →   70円くらい

以外と安いと感じる・・

安全度も高く1週間から10日くらいで日本に着く・・・

しかし速達はかなり高いようである・・・

小包は全て検閲を受ける・・

お酒や豚肉、アルコール類はダメなようである・・・
お酒は広告もダメなようで、厳しい検査があるようです。

文化が違えば、常識も違う!!





サウジアラビアの文化や法律は日本とは随分違う!

市内の幹線道路の制限時速は110㎞らしいです!!!
一般道路でも100㎞と、日本では考えられない制限時速です・・

高速道路では、制限時速は120㎞と妥当な時速です・・
が・・実際は160㎞は当たり前という、凄まじいスピードということでした!!

スピード違反は900リヤルの罰金と3日間の拘留がある!
無謀運転は、1500リヤルの罰金と20日間の拘留と20回のムチ打ちの刑と、厳しい罰則が待っている!

交通事故は、日本では考えられないくらい おおらかのようである・・
ヘッドライトが壊れたくらいなら、話し合いで終わるケースもあるという・・

しかし、人身事故の場合、加害者は被害者の診断結果が分かるまで警察に拘留される!!
これは被害者が加害者に対して報復も考えられ、加害者の身を守るための意味もあるという!!

サウジアラビアは治療費が無料なので、警察官が立ち会って治療費の請求をさせない・・
→わ~~~~~、医療費が無料!!!!すごいね。





女性の運転や免許取得は外国人も禁止されているサウジ

日常の移動手段は自家用車かタクシーになる・・

出稼労働者の多くはスケジュール不明の路線バスになるという!
停留所で手を挙げれば止まってくれる・・

道路の構造や信号は日本とは違う!!!
市内では時速100㎞は当たり前!!
郊外では160㎞も珍しくない!

高速道路は国際規格で英語の表示が多い・・

女性の運転が禁止されている!免許取得もダメのようである・・

右側通行の左ハンドルで・・・
信号機は対面同士で変わるのでは無く、四つ角の信号が順番に青に変わる!!

幹線道路は片側5車線が多く、左から2車線が赤でも左折可なので、左側を空けておくのがマナーのようだ!
ロータリー式の交差点では右折れ禁止なので要注意・・

方向指示器はほとんど使わず、運転マナーは悪いようである。

文化だけでなく、交通ルールも違うサウジアラビアの交通事情でした。





サウジアラビアの日本食品は3倍もする!醤油の味は?

サウジアラビアの印象は「砂漠とラクダと原油」の国ですが・・・

食料品は意外にも豊富で、サウジアラビア産のものも多い・・・

<果物>
輸入品が多く季節を問わず様々な果物が店頭に並ぶ・・
夏にはサウジアラビア産のメロンやスイカも出回る!!

<魚>
イワシやアジなど一般的なものから、冬の時期にはマグロ売られている!!

<調味料>
醤油、味噌、マヨネーズから「カツオダシ」まで手に入る・・
しかし「キッコーマンしょうゆ」は日本の味とはチョット違うようである・・

みりんや料理酒、ポークエキスの入った物は輸入禁止です!
ラードも輸入禁止です!

<飲料水>

サウジアラビア産のミネラルウォーターは1,5リットルで60円前後らしい・・
サウジアラビア標準化公団(SASO)の品質マークの付いたものは安心して買える・・

サウジアラビアではスーパーマーケットが発達しており、大規模で品物が豊富で24時間営業も多いという・・・
しかし日本の食料品は、日本の3倍くらいが相場のようです。





チップの習慣のないサウジアラビア王国

外国に行った時に、心配なのが「チップ」です・・

日本人にはチップの相場が分からないことが多い・・

サウジアラビアのレストランでは15%程度のサービスチャージが含まれているのが一般的なので、基本的には「チップ」は不要のようですが・・
サービスが良いと小銭を残す事があるらしい・・

ホテルの客室係のチップや枕銭も不要である・・

空港でポーターに荷物を運んでもらったら、荷物1個につき10ルヤードを要求される。
これはチップでなく正規の賃金のようである・・

1$=3,75リヤールなので日本円で3~400円程度なので、チップに関して安心できるお国柄と言えそうです。






有名な高級ブランド品は日本よりも安いサウジアラビア

多分 輸入関税が安いためだと思われますが・・

服、靴、時計、バッグ、化粧品など、ほとんどの有名ブランド品は手に入るらという・・

東南アジアの安い物から、高級な有名ブランド品まで一通り揃っている・・

しかし、スーツやワイシャツはヨーロッパサイズなので日本人には袖が長いので要注意!

特に女性用下着やストッキングは品質が良いので日本製が好まれている・・

宗教的な意味合いから女性用の「試着室」はなく、帰宅してから試着しサイズが合わなかったら3日以内に交換をするのが普通らしいです・・





サウジアラビアの電圧は127Vと220Vが混在しているが、220Vの方が少し多いようである・・

サウジアラビアのアパートメントなどには、それぞれ違うが冷蔵庫、洗濯機、テレビ、乾燥機、電子レンジ、エアコンなどの生活に必要な家電は備え付けてあるようです。

パナソニックやシャープなどの日本のメーカのほとんどの家電は現地での調達は可能らしい・・

日本の電圧は、現在100Vですが200Vになる日は、何時になるのでしょうか?

また家屋保険や家財の保険と車の保険がセットになっていることも多いそうです。







サウジアラビアでは犯罪を取り締まる警察の他に宗教警察も

サウジアラビアの犯罪発生率は、低く治安状態は極めて良好である・・
交通違反や犯罪を取り締まる警察官の他に「ムタッワ」という「宗教警察官」が活動しているという・・
宗教警察官は一般のサウジアラビア人と同じく、白い「トープ」姿であるために「ムタッワ」とはわかりにくい・・
イスラムの教えに厳格なサウジアラビアの国の方針として、風紀の取り締まりをしている・・
例え外国人でも肌を露出しているとNG!!
特に女性は「アパヤ」というマントで体を隠し、スカーフで髪の毛を覆わなければならない・・





サウジアラビアではガソリンよりも飲料水の方が高い!!!

サウジアラビアの国立病院や医療機関での診察や薬代は無料である!!

薬によっては有料のものもあるらしいが・・・

私立病院では有料だが、健康保険が使えるので、費用はかなり安いという・・

またサウジアラビアの主要都市間は、高速道路でつながっていて全ての高速道路は無料です!!

オイルマネーで潤っているサウジアラビアで医療費や高速道が無料と聞いても驚きは少ない・・

しかし、ガソリンは1リッター13円前後と、日本では考えられないような値段です!!!!

飲料水はそんな価格ではないと思われるますが、サウジアラビアではガソリンよりも水の方が高い!!と資料にありました。
 
が・・サウジアラビの方にお聞きしましたら、現在ではスーパー等で安い水も販売されているらしい・・

オイルマネーのすごさを感じ、サウジアラビアらしさを感じました。







サウジアラビアの休日は土日ではありません!勤務時間は


サウジアラビアでは、1週間の始まりは月曜ではなく、土曜日からです!!
公休日は「木曜日と金曜日」です!


官庁は、午前7時半より正午までと、午後は5時から7時までという!!
これは日中の温度が高いために作業効率が悪いからだろうと思いますが・・
しかし金融機関は、土曜日から水曜日の午前9時から午後5時まで、木曜日は午前9時から午後1時までという・・
日本にも昔「半ドン」という、土曜日の午前中だけの勤務がありましたが、サウジアラビアも木曜日は「半ドン」という勤務形態があるようです・・

私が松下電器(現パナソニック)洗濯機事業部に勤務していたときは、土曜日は「半ドン」でした・・
もう50年も前のことですが・・

企業での勤務形態は様々なようですが・・
午前中のみとか、午後のみという会社もあるらしい・・

商店は午前9時より午後5~8時位までが一般的のようであります・・
が・・大型スーパーのように24時間営業もあるようです・・

日本にとっては石油の多くを輸入していて、車を始め工業製品を輸出している関係にあるのに、あまりにもサウジアラビアの文化を知らないことが多いように思う・・





間違った「サウジアラビア王国」の知識


サウジアラビア大使館は、想像以上に警備は厳しかった!!

まずゲートで「携帯電話」やデジカメを警備室に置き、警備の方(日本人でした)が館内へ案内して頂き・・

電話で何度かやり取りをしたキャサリンさんがお出迎え頂きました・・
私は流暢な日本語を話されるので、日本人だが名前を外国人風に「キャサリン」といっているのかと思っておりましたが・・・
日本の大学を出て18年になるというサウジアラビアの方でした!!

どんな方が応対して頂けるのか待っていたら・・
商務官の肩書きを持つ方が入って来られまして・・・
この方も流暢な日本語を話され、とても外国の方との会話でないような感じでした・・

打ち解けた感じで会話が進み、サウジアラビアの文化や経済の話になり、私達日本人はサウジアラビアの事を知らない人種だと思いました・・

サウジアラビアは中近東にあって砂漠とラクダと石油輸出国のイメージですが・・
サウジアラビアでは雪も降り、場所によって農業が盛んで野菜の輸出をしているという!!!


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経済BIZアカデミー:サウジアラビア
http://bizacademy.nikkei.co.jp/blog/blogdetail.aspx?cd=9D07EAF19EDE477BA8F1E676F4A26CE0


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ASASHI中東マガジン
http://astand.asahi.com/magazine/middleeast/report/2011122600002.html


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子連れママのパン教室:サウジアラビア生活
http://ameblo.jp/shuwaiya/theme-10022398989.html


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猫と沙漠とアラブ馬  Roving in Saudi Arabia
http://maadienne.exblog.jp/

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2012年1月17日火曜日

脱原発世界会議

世界中で活躍する友人たちも参加していた、
(彼女たちは、いつもどこかの国で大きなイベントに参加してる。すごいよ。お疲れ様。)


脱原発世界会議

新聞やHNKに紹介されてますので、紹介します。

HNK
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120114/t10015271091000.html

20か国以上から原子力の専門家や市民団体などが集まって、原子力に依存しない社会の実現を訴える、「脱原発世界会議」が、14日から横浜市で始まりました。会議は、15日も横浜市の「パシフィコ横浜」で開かれます。

この会議は、東京電力福島第一原子力発電所の事故を受けて、国際交流活動に取り組んでいるNGOの「ピースボート」など6つの団体が開いたもので、ドイツやアメリカなど20か国以上から、原子力の専門家やエネルギー政策の研究者などが参加しました。開会式では、ピースボートの共同代表の吉岡達也実行委員長が、「福島の事故のあとに開かれるこの会議には大きな意味があり、全世界が福島を支援し、原発をなくしていく大きなうねりを作っていきたい」と訴えました。14日は、20を超える会議などが開かれ、このうち福島の原発事故を検証する会議では、事故の経緯や原子炉のリスクについて、海外の専門家を交えて議論が行われました。また、福島県から避難している人と支援をしたい人が自由に話し合う交流会が開かれたほか、各国の市民グループがブースを設けて、「脱原発」をテーマに活動や研究結果を紹介するイベントなども行われ、多くの人が集まって熱心に話を聞いていました。フランスから参加した、原子力やエネルギーの専門家、マイケル・シュナイダーさんは、「この世界会議は、世界中でエネルギー政策を考え直す重要な意味を持っている。現代社会がエネルギーをどう扱い、今後どの方向に進むべきか、考えていかなければならない」と話していました。また、福島県の前知事の佐藤栄佐久さんは、「現代は除染や放射性物質を少なくする科学技術も進んでいて、そうした力をフルに注ぎ込み、美しい福島にみんな戻れるようにしていけたらと思います」と話していました。会場を訪れた福島県出身の男性は、「脱原発と同時に、福島の支援をどうしていくか、この場で考えられればいいです」と話していました。


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毎日新聞
http://www.mainichi.jp/area/kanagawa/news/20120116ddlk14040137000c.html


横浜市西区で開かれた世界約30カ国の専門家や市民が原発について考える「脱原発世界会議」は最終日の15日、「原発のない世界のための横浜宣言」を発表し、閉幕した。ピースボートなど6団体でつくる実行委員会によると、14日からの2日間で延べ約1万1500人が参加した。

 両日で約100のテーマ部会が企画され、15日の「脱原発・首長会義」には福島県南相馬市の桜井勝延市長ら8人の首長や首長経験者が出席。桜井市長は「原発事故を二度と起さないために脱原発を力強く口にするようになった」と明かした。

 また、96年に東北電力巻原発建設計画の賛否を問う住民投票を実施した新潟県巻町(現・新潟市)の笹口孝明元町長は「国策に地域住民が声を出すのはおかしいという議論もあるが、生命健康に関わることは住民に決定権があるはず」と指摘。住民投票で反対多数の結果が出たことから、笹口氏は計画への不同意を表明し、東北電力が計画を断念した。

 会議に出席した首長らで「脱原発市区町村長会議」を結成することも決定。閉幕イベントで「核燃料サイクルから段階的に脱却し、原発を廃2012年1月14~15日、パシフィコ横浜にて「脱原発世界会議 2012 YOKOHAMA」が開催されました。参加者は、海外からの約30カ国約100名を含め、初日6,000人、2日目5,500人、あわせてのべ1万1,500人に上りました。会議はインターネットで全世界に中継され、約10万人が視聴しました。

 閉会にあたり「原発のない世界のための横浜宣言」が発表されました。横浜宣言は、①福島の被災者の権利、②日本政府と東電の説明責任、③住民の被ばく最小化、④世界的な脱原発の工程表づくり、⑤日本は停止中の原発を再稼働しないこと、⑥途上国への原発輸出の禁止、⑦地方自治体の役割などを強調し、福島を支援する国際ネットワークを進めることをうたっています。そして、来る本年3月11日に全世界での行動を呼びかけています。

 会議参加者から出された多様な行動の提案は、「原発のない世界をつくる行動の森」というウェブサイトにまとめられました。政府への要求から個人ができることまで多数の提案が盛り込まれ、これからの行動につなげられる仕組みになっています。



 会議ではまた、「東アジア脱原発自然エネルギー311人宣言」が紹介され、韓国と日本からすでに100人ずつの署名者が集まっていることが報告されました。311人宣言は来る3月11日に正式に発表され、日中韓を中心とする東アジア行動ネットワークになります。

 特別セッションとして開かれた「首長会議」には、福島を含む全国から現・元職の市長ら8名が参加し、全国の市区町村長らによる脱原発のための首長ネットワークをつくること、その準備会合を来たる2月末までに開催することを確認しました。横浜宣言はこれを支持し、市民による応援を呼びかけています。



 会議は、日本のNGO6団体による実行委員会が主催し、ピースボートが事務局を担いました。これに多くの協力団体が加わってプログラムをつくり実施にあたりました。多数の後援団体・企業、賛同団体が会議を支えました。これらの団体一覧はウェブサイトに掲載されています。

 100を超える団体がもちこみ企画を実施しました。その中には福島からの約20団体や、オーストラリアや台湾など海外の団体も含まれています。ふくしまの部屋、子どもプログラムなど、参加型の交流企画が多彩に行われたことも、この会議の特徴です。

 一日約300名、2日でのべ約500人のボランティアが会議運営を担いました。インターネットを通じて知ったという学生や若者が多数で、福島からの避難者もボランティアに加わりました。
炉にする工程表を作る」ことを目指す「横浜宣言」を明らかにした。

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概要

2012年1月14~15日、パシフィコ横浜にて「脱原発世界会議 2012 YOKOHAMA」が開催されました。参加者は、海外からの約30カ国約100名を含め、初日6,000人、2日目5,500人、あわせてのべ1万1,500人に上りました。会議はインターネットで全世界に中継され、約10万人が視聴しました。

 閉会にあたり「原発のない世界のための横浜宣言」が発表されました。横浜宣言は、①福島の被災者の権利、②日本政府と東電の説明責任、③住民の被ばく最小化、④世界的な脱原発の工程表づくり、⑤日本は停止中の原発を再稼働しないこと、⑥途上国への原発輸出の禁止、⑦地方自治体の役割などを強調し、福島を支援する国際ネットワークを進めることをうたっています。そして、来る本年3月11日に全世界での行動を呼びかけています。

 会議参加者から出された多様な行動の提案は、「原発のない世界をつくる行動の森」というウェブサイトにまとめられました。政府への要求から個人ができることまで多数の提案が盛り込まれ、これからの行動につなげられる仕組みになっています。



 会議ではまた、「東アジア脱原発自然エネルギー311人宣言」が紹介され、韓国と日本からすでに100人ずつの署名者が集まっていることが報告されました。311人宣言は来る3月11日に正式に発表され、日中韓を中心とする東アジア行動ネットワークになります。

 特別セッションとして開かれた「首長会議」には、福島を含む全国から現・元職の市長ら8名が参加し、全国の市区町村長らによる脱原発のための首長ネットワークをつくること、その準備会合を来たる2月末までに開催することを確認しました。横浜宣言はこれを支持し、市民による応援を呼びかけています。



 会議は、日本のNGO6団体による実行委員会が主催し、ピースボートが事務局を担いました。これに多くの協力団体が加わってプログラムをつくり実施にあたりました。多数の後援団体・企業、賛同団体が会議を支えました。これらの団体一覧はウェブサイトに掲載されています。

 100を超える団体がもちこみ企画を実施しました。その中には福島からの約20団体や、オーストラリアや台湾など海外の団体も含まれています。ふくしまの部屋、子どもプログラムなど、参加型の交流企画が多彩に行われたことも、この会議の特徴です。

 一日約300名、2日でのべ約500人のボランティアが会議運営を担いました。インターネットを通じて知ったという学生や若者が多数で、福島からの避難者もボランティアに加わりました。






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サウジアラビア王国

非ムスリム女性の入国が厳しいサウジは未知の地。
サウジアラビア王国について
ちょっと、調べてみた。


王様が統治している国です。
首都:リヤド
キングサウド大学はこの町にあります。

国土:1,960,582km2
日本の5.2倍もある広い国です。国土は砂漠に覆われており、かつてあったオアシスの湧き水も使いすぎによってほとんどが枯れてしまいました。今、内陸部で使われている水は、浄化した海水をパイプラインで引いてきたものです。人口増加に伴う水不足は深刻です。日本はサウジアラビアに海水淡水化の技術協力を行っています。


人口:25,795,938人(2004)
人口の40%以上が25歳以下の若年層だといわれています。日本の少子化、人口減少とは逆に、急激な人口増加が問題になっています。

公用語:アラビア語
英語などと逆で、右から左に書く言語です。文法がとても複雑だといわれています。アラビア語はサウジアラビア以外に、アラビア半島の諸国やエジプト、モロッコなどでも話されています。

経済:
東部の湾岸で採掘した原油や石油製品の輸出で大幅な貿易黒字を保っています。しかし、急激な人口増加から国民一人当たりのGDPは他の湾岸諸国より低くなってしまいました。サウジアラビア=お金持ちの国というイメージを持たれがちですが、それももう過去のものとなりつつあります。

サウジアラビア人の生活:
サウジアラビアの西部にはメッカとメディナという2つのイスラム教の聖地があります。サウジアラビアは預言者ムハンマドが啓示を受けて布教した地、つまりイスラム教のふるさとなのです。

サウジアラビア人はイスラム教と部族の伝統をなによりも大事にして生活しています。1日5回の礼拝時間には身を清めてからメッカの方向を向いて祈りを捧げます。
礼拝時間には商行為をしてはいけないという教えにより、24時間営業と書いてあるスーパーでさえ、礼拝時間から30分ぐらいは閉まってしまいます。レストランなども閉まってしまいますから、礼拝時間が近くなったら急いで食事を済まさなければなりません。
 
サウジアラビアではイスラムでしてはいけないとされていることはできません。たとえば、豚肉やお酒はどこにも売っていませんし、所持しているだけでも罪になってしまいます。他のイスラムの国では、外国人のために豚肉やお酒が売っていたりしますが、サウジアラビアはとても厳しいです。

サウジアラビア人は外出するとき、特に公の場に行くときは伝統的な衣装であるトーブ(男性)やアバヤ(女性)を着て行きます。
トーブは男性用の白いワンピースで、頭にはシュマーフと呼ばれるスカーフのような布をかぶります。
アバヤは女性が外出時に着る黒いマントのようなものなので、サウジアラビア人の女性はこれを頭からかぶり、髪の毛や顔、体の線が見えないようにします。目だけ出している女性もいますが、中には顔全体をベールで覆ってしまって、全く顔を見せない人もいます。
女性は外出時にアバヤを着ることが義務付けられていて、外国人女性であっても着ていなかったら警察に怒られてしまいます。

サウジアラビアでは集会が禁止されているため、映画館などもなく、コンサートなども行われません。サウジアラビア人の娯楽は砂漠遊びやイステラーハです。砂漠ではバギーに乗ったり、キャンプをしたりします。イステラーハというのは伝統的なテントの別荘でくつろぐ習慣で、水タバコをすったりアラビックコーヒーを飲んだりしてのんびりすごします。

サウジアラビア人と日本:
サウジアラビアはこれまで、イスラムの伝統や王政社会を守るために外国文化や外国情報の流入を厳しく規制してきました。メッカやメディナなどイスラムの聖地を訪れるイスラム教徒の巡礼者や、いわゆる3K労働を担うインド人やフィリピン人などの労働者は積極的に受け入れてきましたが、一般観光客は受け入れておらず、まさに鎖国といった状態です。日本人も公用や商用以外の入国は認められていません。ですから、リヤドに住んでいる日本人も大使館員や企業駐在員など約120名ほどしかいません。

しかしサウジアラビアもグローバリゼーションの波を受け、徐々に対外開放を始めました。それまで禁止されていたインターネットも解禁になり(検閲によってブロックされ、見られないページもありますが)、衛星放送によって外国のテレビをみることもできるようになりました。外国人観光客も徐々に受け入れを始めています。

そんな中、一般のサウジ人も日本アニメを楽しんでいますし、もちろん我が日本語プログラムの学生たちも日本のアニメが大好きです。みんなインターネットや衛星放送を駆使して日本のアニメや芸能の情報を収集しています。サウジアラビア人にとって、日本は、かつてからあるテクノロジーの国、武道の国というイメージにアニメなどのサブカルチャー大国としてのイメージも加わりつつあるようです。

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参考
http://www.desert-rose.sakura.ne.jp/Saudi%20Arabia.html
女性のパワーは…
サウジ女性って旦那さんに言いたい事も言えない、きっと世界有数の従順な女性、というイメージが音を立てて崩れたのは数年前。確かに社会的に制限が多く、私も悲惨な話はたくさん聞く。でも彼らの家庭を"覗き見"すると、お茶の間ドラマのような別の一面が浮かんで来る。ある時、サウジの男性に私が抱いてたサウジ女性のイメージを伝えると「とんでもない。ウチの奥さんは仕事も家事も(メイドがいる)せず、毎日のんびり友達とお茶ばかりしてるし、僕が稼いだお金で好きなだけ貴金属買って本当にお気楽な身分だよ。あ、僕が他の女性と話すのは禁止されてるのでゴメン、奥さんに見つからないうちに失礼するよ」だって。

そういえばマレーシアのペナンに旅行した時、空港の手荷物検査場で私の前にはサウジ人のご夫婦が並んでいたんだけど、待っている間に旦那さんが航空会社のカウンターに何かを問い合わせに行った。が、運悪くその間に彼らの重そうなカバンをX線のベルトに載せる順番が回って来てしまった。恰幅のいい奥さんは足元に置いていたカバンを面倒臭そうに足で蹴ってずらしながら「xxxx!」と旦那に向かって大声で怒鳴った。すると見事な条件反射、やせ細った旦那さんはピューっと全速力で奥さんのところに戻って来て奥さんの小言を全身で浴びながらカバンをベルトに載せた。サウジ女性、強し。


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参考
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2764190/6290143




父親と男の親族だけが女性の結婚相手に関する決定権を持つサウジアラビアで今、女性たちが、この部族古来の伝統に立ち向かわんとしている。

自分で選んだ結婚相手を父親に却下され、一生独身を余儀なくされる可能性に直面した女性たちが、父親の判断を不服として裁判所に訴え出るケースがこのところ増えているのだ。そうした女性の多くは大卒で、収入のある職業婦人だ。

人権団体の調べによれば、過去6年間で訴えを起こした女性は86人に上る。うち13件は、ことしに入ってからのものだ。

■イスラムの教えと部族の伝統との相克
今年7月、メディナ(Medina)の裁判所は、同僚の外科医との結婚を「違う部族の出身者」との理由で父親が認めなかったことを不服とした女性医師(42)の訴えを却下した。裁判所は父親の言い分を正当と見なし、「違う部族の者と結婚して父親に逆らおうとしている」と女性を非難した。

「不幸なことにサウジアラビア社会には奇妙なパラドックスが存在します。わずか10歳の少女を結婚させることが可能な一方で、大人の女性たちが筋の通らない理由で結婚を妨害されているのです」と、人権団体「National Society for Human Rights」のスタッフはAFPの取材に話した。

イスラム教の教えでは、父親は、娘の結婚相手が高潔で敬虔なイスラム教徒である限りにおいては、その結婚に同意しなければならないとされている。また、前年亡くなった同国の高名なシャイフ(イスラム教の導師)であるアブドゥラ・ビン・ジブラーン(Abdullah bin Jibreen)は、「父親は娘の結婚を妨害してはならない」とのファトワ(宗教令)を出していた。

だが、シャリーア(イスラム法)とともに極めて保守的な部族の伝統も重んじるサウジでは、娘が結婚するまでの間、父親が娘に対し絶対的な支配権を握ることが容認されている。そのため、政府や裁判所でさえ、女性が父親(父親が死去した場合は兄弟かおじ)の許可なく結婚することを認めていないのが実情だ。

■父親が結婚を認めない理由

希望の相手との結婚が却下される理由で最も多いのは、「同じ部族の出身者ではない」というもの。サウジアラビア王国の中核は部族社会であり、国を左右する政治権力や経済力も部族が基本となっているという背景がある。反面、これを理由に娘の結婚を反対する父親自身は、違う部族の女性と結婚している、という例もある。

幼くして既にいいなづけ(大抵はいとこ)が決められていたり、姉がまだ未婚だとか、娘の社会福祉給付金を父親があてにしているなどの理由で、結婚を許されない場合もある。

AFPの取材に対しある大学教授(39)は、「お前にふさわしい相手など1人もいない」と父親から言われ、結婚相手をことごとく却下されてきたと語った。30歳を過ぎても結婚を許されず、父親とこのことについて直接話をしようとすれば脅され、部屋に閉じ込められたという。

別の女性は、女性の年齢が35歳を超えたら父親や保護者の男性は結婚を認めるよう、国家が法で定めるべきだと話した。

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参考:外務省情報
http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/nm_east/saudi.html



衛生・医療事情一般

 サウジアラビアはアラビア半島のほぼ80%を占めるイスラム教国家で、国土の大半は砂漠や土漠です。世界最大の産油国として知られており、公的機関以外の労働力の大半を外国人労働者に依存しています。

 首都リヤドのある内陸部は典型的な大陸性砂漠気候で、一年を通し乾燥しており、夏は連日45度を越す厳しい暑さが続きます。この間は夜でも気温は40度を超えます。また、冬には気温の日較差が大きく、コートや暖房が必要となります。これに対してジッダ(紅海沿い)やコバール(ペルシャ湾沿い)などの沿岸地域は高温多湿で、夏はサウナの中で生活しているようです。

 これに加えて,イスラム教の中でも特に戒律の厳しいワッハーブ派の教団国家なので,アルコール・豚肉は禁止、歌舞音楽が制限され,特に女性の行動は大きく制限されています。通称ムタワ(勧善懲悪委員会)と呼ばれる宗教警察から服装などの注意を受けることがあります。これは外国人にも適応されるので,殆どの日本人にとっては精神的に大きな負担となっています。長期滞在者は国外での休養を積極的に取る必要があります。

 サウジアラビア人向けとして,たくさんのプライマリー・ヘルス・クリニック(PHC:診療所および保健所機能)があります。各地域の国立基幹病院も整備されています。必要な場合には,主要都市にある王立病院、専門治療施設を受診するシステムになっています。国公立病院では,サウジ人の医療費は原則無料で,通常は外国人の診療は行っていません。ただし、交通事故などの緊急時は,診察を受け付けてくれる場合があります。王立病院など高い技術や設備を有している病院では,民間病院より重症患者に対する高度な治療が可能です。

 外国人向けとしては、富裕サウジ人および外国人を対象とした近代的な私立病院があります。医療スタッフのほとんどが外国人であり,医師の多くが欧米での医学研修を受けているので、英語での受診が可能です。日本語で受診できる医療機関はありません。

 ただし、受診の仕方が日本とは異なります。現金・クレジットカード・当地の銀行発行デービットカードなどで医療費を支払います。サウジアラビアの私立病院は日本のように医療費が一律ではなく、かかる費用も病院によって違います。日本のような健康保険制度(3割負担)はありませんので,海外旅行傷害保険に加入しておくことが勧められます。

 ただし,先進国のような海外旅行傷害保険キャッシュレスサービスは普及していません。一方,診察費が200~300SRほどで,欧米先進国と比べると高額ではありません。日本に比べて検査費用が高額のようです。

 ER(救急)受診以外一般外来は,事前に予約をとる必要があります。予約の際は受診希望の医師を尋ねられます。指定医師がない場合は,希望する受診科を告げれば適当にふりわけてもらえます。

 初診の場合、まずカルテを作る必要があります。「Registration」とある窓口か、外来「Outpatient Clinic」の受付に行って初診である旨を告げた後、必要な手続きを取ります。この際、イカーマあるいはパスポートの提示を求められることがあります。また、先に初診料を納める必要があります。

 目的の診療科の受付に行き、診察券を提示し、予約した医師の名を告げます。すると支払いの方法を尋ねられますので、保険で払うか、現金またはカードで払うかを告げます。待合室が男女別になっている病院もあります。お祈りの時間でも,受付や診察が中断されることはありません。

 診察の後、支払窓口で精算します。検査の指示があるとその検査代も支払います。ただし,検査前に料金を支払うケースがほとんどです。次の来院が必要な場合は,予約をここで取ります。

薬は比較的簡単に入手できます。処方箋を薬局に提示して薬を購入します。市内にたくさん薬局があり,欧米系の薬が揃っています。大抵は各病院に付属の薬局がありますが、院外の薬局でも購入出来ます。また,薬品費は基本的に統一料金です。

入院の場合,室料は一泊500~700SR前後です。血液検査(白血球/貧血/肝機能/腎機能/血糖など)費用が1回に1,500~2,000SR程度請求されます。原則として、手術入院のデポジット(前払い)は10,000SR~60,000SR以上、急性胃腸炎や検査入院でも3,000SR程度の前払いを要求されることがあります。

緊急の場合は,最寄りの病院の救急外来(ER:emergency room)へ直接行きます。ただし、電話を入れておけば対応が早いです。

救急車(電話:997)は,欧米製で医療器具の充実したものが配備されています。しかし,需要に追いつかず1-2時間待たされたケースがあります。

規模の大きなコンパウンドでは、独自のクリニックを持っているところがあります。開いている時間が短いのが難点ですが、女性にとっては普段着で気軽に行けるのが最大の利点といえます。

水道水は,主に海水を淡水化処理したものです。硬水でカルシウム含有量も多いので、慣れない人は下痢をおこすかもしれません。飲み水は、水道水でなくミネラルウオーターを使用することをお勧めします。食中毒は日常的に発生していて,症状の強さや原因菌によっては医療機関受診が必要になります。安い飲食店では,溜めた水で食器を洗っていますので注意が必要です。

5.かかり易い病気・怪我

(1)交通事故

道路はたくさんの自動車が時速120キロメートル以上で、ウインカーを使わずに縦横無尽に走っています。交通事故は日常茶飯事です。

(2)乾燥による障害

リヤドなどの内陸部では湿度が5%以下となり,皮膚や粘膜の障害が発生します。


1)頭髪の障害:乾燥による枝毛,脱毛が増えます。

2)皮膚の障害:皮膚の乾燥や角化,かゆみ,皮膚炎とともに,強い日差しによる日焼けがおこります。また,枝毛や脱毛が増え,爪も割れやすくなります。日焼け止めクリーム、乾燥防止のためのクリーム、乳液などを使用し予防に心がけましょう。

3)口腔粘膜の傷害:口内炎、口臭の悪化など起こしやすくなります。

4)鼻粘膜の傷害:乾燥および細かい砂塵のため炎症が起こりやすい状態にあります(慢性鼻炎)。外出後のうがい、マスクなどによる防御に心がけ、家での加湿器の使用も勧められます。鼻出血の原因にもなります。

5)角膜の傷害:コンタクトレンズの装着は、当地内陸部においては眼球が乾燥しやすく、砂塵が入り不潔になりやすいので十分な注意が必要です。角膜潰瘍になっても自覚症状の出ない場合もあり、できれば眼鏡使用が無難です。やむを得ず装着する際は点眼薬を常備して下さい。

(3)熱中症

長時間の野外滞在や運動により発症します。水分、塩分を十分摂るとともに炎天下での単独行動はさけてください。スポーツドリンクの準備が必要です。

(4)上気道炎

サウジアラビアでも風邪にかかることはまれではありません。夏は冷房、冬は寒暖の差、砂塵などが原因と思われます。日頃から予防に気をつけてください。

(5)季節性インフルエンザ

冬の時期に流行します。9月から12月までの間に予防接種を受けられることをお勧めします。

(6)鳥インフルエンザ

サウジアラビアや周辺国でも、発生が報告されています。


1)外出後の手洗い、うがいなどの励行、人混みを避けます。

2) a)清潔を保つ・・手洗い、台所を清潔にします。
b)生肉と調理済みの料理が混ざらないようにします。
c)じゅうぶんに加熱調理します。70度以上でウイルスは死滅すると言われています。

3)生きた鶏を扱っている市場、養鶏場などには近づかないようにしましょう。

4)死んでいる鳥には手を触れないようにしましょう。

*サウジアラビアで比較的多く見られる水・食べ物から感染する病気

(7)食中毒

多発しているので衛生的でないレストランや生ものに注意します。小児は脱水に陥り易いので、水分補給(スポーツドリンクなど)を十分に行うよう心がけてください。重症の場合は病院を受診してください。特にサルモネラによる食中毒が,サウジアラビア国内で広く年間を通じて発生しています。リヤド、ジッダ、東部州(ダンマン・コバール)の都市部でもたくさん報告されています。潜伏期間は半日から2日で、生卵や鶏肉などから経口感染します。主な症状は腹痛、発熱、嘔吐、下痢です。

(8)赤痢アメーバ症

汚染された食品や水を介して感染します。潜伏期間は数日から数ヶ月で、主な症状は粘血便をともなう腸炎です。特にジッダで多発しています。不十分な治療で持続感染(保菌者)や肝膿瘍をおこすことがあります。

(9)腸チフス

経口感染で邦人発生も見られます。高熱,頭痛,便秘(あるいは下痢,血便)などの症状をおこします。予防はワクチンで治療は抗生剤を使います。

(10)A型肝炎

食事などからの経口感染症で,発熱や悪心,嘔吐、下痢、腹痛、黄疸などの症状を呈します。ワクチン接種を薦めています。

(11)ブルセラ症

リヤドを含めた内陸地方と南部のアシール州で多く見られます。加熱処理が不十分な羊やラクダの乳製品に気をつけましょう。特異的な症状はなく、全身倦怠感、発熱、発汗で発症し、体重減少、関節痛、間歇的な発熱が続きます。抗生物質で治療します。

*サウジアラビアで比較的多く見られる蚊などで媒介される病気

(12)リーシュマニア症

サシチョウバエ(サンドフライ)の吸血により,原虫が侵入します。皮膚に潰瘍を作る皮膚リーシュマニアがほとんどですが、病変が内臓にまで及び、死に至る可能性のある内臓型リーシュマニア発生の報告もあります。首都リヤドを含む北東部砂漠地帯は流行地域とされています。

(13)マラリア

国内発生はほとんどがジザンを中心として、サウジアラビア南西部、イエメン国境近くの紅海沿岸地帯で集中して発生しています。一方、輸入マラリア患者数は多く、都市部でも輸入症例を中心に患者治療が行われています。ハマダラカという蚊に刺されることにより感染します。雨の多い冬季に多発します。服装やスプレーなどで蚊への対策を万全にすれば、予防内服は必要ないでしょう。

(14)デング熱

ジッダ地方で毎年流行が見られます。ネッタイシマカ、ヒトスジシマカによって媒介される病気です。潜伏期間は約1週間で、症状は発熱、筋肉・関節痛、発疹です。デング出血熱は重症型で死に至ることもあります。予防接種はありません。蚊に刺されないことが重要です。

(15)リフトバレー熱

感染家畜との接触や蚊の媒介などによるウイルス感染症です。発熱などのインフルエンザ様症状をおこし,数%が重症化します。

*その他

(16)B型肝

カミソリなど洗面道具・性行為・汚染された医療器具や輸血などで感染します。全身倦怠感・嘔吐・黄疸をおこし,ときに重症化することもあります。ワクチン接種を薦めています。

(17)結核

当地の呼吸器科医師によると注意すべき疾患に入っています。

(18)髄膜炎菌性髄膜炎

髄膜炎菌による感染症で,潜伏期間は3-4日です。軽度な風邪様症状から痙攣、意識障害などの重篤な症状まで多彩です。アフリカの流行地から巡礼者が大勢訪れるハッジ(大巡礼)期間中は、注意が必要です。ジッダに長期滞在される方は,予防接種を受けられた方が安全です。抗生物質で治療します。

(19)ビルハルツ住血吸虫症

南部地域を中心に感染例が報告されています。川や湖で水浴び中に,皮膚より侵入します。潜伏期間は4-12週間で,症状は血尿、放置すると膀胱壁を傷め様々な病気の原因となります。抗寄生虫剤で治療します。

(20)神経症、抑うつ状態

厳しい気候や生活制限から,神経症やうつ状態に陥りやすい環境にあります。頭痛・肩こり・めまい・動悸・食欲低下・胃痛・下痢などの身体症状に、いらいら・気分の落ち込み・涙もろくなった・怒りやすくなったなどを伴う場合が黄色信号です。

6.健康上心がける事

(1)高温・乾燥に対する対策は常に必要です。リヤドなどの内陸地方では、乾燥のため皮膚、鼻・口腔粘膜、角膜などに傷害が起きやすい状態にあります、また思ったよりも大量に発汗しています。こまめな水分補給は習慣とすべきでしょう。
一方海岸地方は高温多湿のため、特に熱中症に注意が必要です。水分補給、室温管理は大切なことです。尚、夏場には冷房が常時必要ですが、就寝時には体温調節機能が落ちるので、できれば寝室の冷房は切って、隣の部屋や、廊下の冷房を利用することをお勧めします。(間接冷房)

(2)蚊などの昆虫への対策はした方がいいでしょう。当地には意外と蚊やハエをはじめとする羽虫がたくさんいます。その中にはサンドフライという小さな蚊のような羽虫が混じっている可能性があります。この虫はリーシュマニア原虫を媒介するので特に注意が必要です。また砂漠で遊ばれる場合は、サソリや蛇に咬まれないように長袖、長ズボン、靴を着用し、岩場、ブッシュなどでは気をつけましょう。サウジアラビアではサソリ咬症の死亡例はありません。

(3)水道水は飲用可能の基準を満たしていますが、硬水でカルシウム含有量も多いので、慣れない人は下痢をおこすかもしれません。浄水器を通すか、ミネラルウオーターを使用することをお勧めします。

(4)しばしば生じる砂嵐では、その粒が細かいことに驚かされます。パウダー状の砂は無意識のうちに吸い込んでしまうため、喉を痛めてしまいます。また、アレルゲンとなりうるので、鼻炎等を併発することもあります。ガーゼマスクなどで防御することが必要でしょう。

(5)強烈な紫外線に油断してはいけません。皮膚の老化、白内障の進行を早めますので肌の露出を少なくし、日焼け止め(SPF15以上)を塗り、サングラスを着用しましょう。

(6)髄膜炎菌性髄膜炎については、巡礼者の大勢集まる場所に行くのを避ける等の注意はした方がいいでしょう。

(7)サウジアラビアの道路は広いですが、それを埋め尽くすほどの自動車が時速120キロメートル以上で、ウインカーを使わずに縦横無尽に走り回っています。交通事故は日常茶飯事で、死亡事故の確率も日本より多いので細心の注意が必要です。

(8)サウジアラビアの生活がストレスに感じたら、なるべく頻回に国外に出る機会を作りましょう。特に女性にとってこれは大事なことです。
 サウジアラビアに関わらず異境の地での生活、仕事は心に大きな負担がかかります。神経症、抑うつ状態に陥りやすい状態にありますので、注意が必要です。

(9)鳥インフルエンザ
サウジアラビアでも2006年より毎年鳥インフルエンザの流行が見られます。特に2008年から2009年の冬に発生した流行は大規模なものでしたので、一般的な注意が必要です。流行情報には常に関心を持つようにしてください。

7.予防接種(現地のワクチン接種医療機関等についてはこちら(PDF))

(1)赴任時必要な予防接種

サウジアラビア入国に接種が必要なワクチンはありません。但し、当地の疾患の流行状況を考えると、以下の予防接種はすましておくことが望ましいです。なお当地でも接種可能です。


A型肝炎 肝炎が多いので抗体のない人は必須。数年間有効。

B型肝炎 肝炎が多いので抗体のない人は必須。数年間有効。

破傷風 アウトドアあるいは新生児破傷風の予防に必要。5年以上有効。

髄膜炎 たくさんの巡礼者により持ち込まれる危険性があります。特にジェッダ在留者で空港に頻繁に出入りする方は接種しておきましょう。3~5年間有効。

黄熱病 アフリカに渡航する場合必要。10年間有効。出発の10日前までに接種します。

上記ワクチンは,日本国内でも接種可能です。

国際空港内のクリニック(各電話番号8.参照)では,黄熱病や巡礼者に対して髄膜菌性髄膜炎などの予防接種が実施されています。しかし,在庫の関係や接種施設の変更もあり,常時準備されているとは限りません。






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サービスアパートを​狙った空き巣事件につ​いて

またまた、物騒なケースが起きてますね。
私が、以前住んでいたジャンボアパートでも、去年、立て続けに8件の泥棒事件が起きていたので、本当に、住民の生活サイクルを知ったうえでの、犯行。
しかも、アスカリ(門番)もグルっぽかったです。
その時期のアスカリが解雇されてから、泥棒事件なくなりましたから。
本当に、管理、セキュリティー、大事ですね。

ケニア在住のみなさま、気を付けましょうね。
私も、ちょっと、ドア鍵を厳重にしないと!!!
在宅中に泥棒さん、来たら、ど~~~しよう。怖いし。死にたくないし。
ナイロビ内のスラム撤去してるから、やっぱり治安悪くなってるんじゃないの??


在留邦人の皆様


1.今月上旬,サービスアパートに居住する日本人が,空き巣被害に遭う事件が2件発生しました。また日本人が居住される別のサービスアパートにおいて,外国人の方が空き巣に遭うケースが発生しています。
 何れの被害も家人が留守中,玄関のドアを壊されるか,ピッキング又は合鍵により鍵を開けられ室内に侵入され,パソコン等の電子機器類を盗まれました。
  管理人や警察関係者の話によると,何れの事件も短期で契約しアパートに居住する者が仲間等を招き入れ,家人の留守を確認した後,複数で犯行に及んだとのことで,事件後に逃走しています。

  壊されたドアのひとつは鉄の棒のようなものでこじ開けられ、錠本体を壊すことなく、木製のドア枠の溝を留め金ごと壊されていました。木の枠のドアはこのような弱さがあります。

  ※※※ドアの写真は添付ファイル内にあります。※※※

2.短期滞在が可能なサービスアパートにお住まいの方は以下のことにお気をつけください。
(1)管理人及び警備員との情報共有
   管理人や警備員に当事件の情報を提供し,短期間の滞在者に特に注意するように呼びかける。また,アパート内の巡回を確実にしてもらうなどの依頼をしてください。
(2)扉鍵の強度の確認
   不安があれば,交渉して交換を行ってください。枠が木の場合は弱いので補強できないか確認して下さい。前居住者やメイドがコピーキーを持っている可能性がある場合も交換を検討してください。
(3)外出のため留守にする際は,パソコン等の貴重品は安全な場所にしまい,その存在を知られないようにしてください。または,キーチェーンなどを利用して,持ち出されにくいようにしてください。
(4)出かけるときも,電気を一部つけておくなど,外から見て留守等の行動を悟られないようにして下さい。
(5)アパートに緊急時に使用するアラームボタンの設置又は配布などの対策を管理人に要請してください。
(6)アパートを選ぶ際は,事前に警備状況や玄関の扉の鍵などが頑丈であるかなど,防犯安全対策が十分であるか確認してください。

3.もし万が一,被害にあったら
(1)「現場保存(現状維持)」が原則です。警察が来て現場検証するまでは,ドアなどに触れず,また管理人等人も入れないようにして下さい。
(2)被害後,管理人が必要な対策をとったかどうか確認しましょう。場合によっては転居が必要となる可能性もあります。
(3)警察や管理人等へ通報した後,大使館にご一報下さい。


平成24年 1月 16日
在ケニア日本国大使館
領事・警備班


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2012年1月16日月曜日

イギリス領東アフリカ

イギリス領東アフリカ

イギリス領東アフリカ (British East Africa) は19世紀末に東アフリカに設けられた英国の植民地。モンバサ港周辺にイギリスが持っていた商業利権をもとに、1880年代からイギリス東アフリカ会社(IBEA)が経営し、後に現在のケニアに相当する部分が保護領となった。この保護領は1920年に直轄のケニア植民地となるまで続いた。東アフリカのインド洋海岸部一帯は、ザンジバルに拠点を置くザンジバル・スルタン国が実質的に統治しており、港町の経営や農園経営、奴隷貿易を行っていた。しかし1840年代よりヨーロッパ人宣教師が、名目上はザンジバルのスルタンの保護の下、モンバサの海岸周辺からキリマンジャロ山にまで入植を開始した。またイギリスは19世紀末、奴隷貿易を禁じザンジバル領の東アフリカの港湾都市の占領を行い、ザンジバルを圧迫していった。

1886年8月、後のタンザニアにあたる地域を植民地化しようとしてザンジバルに艦隊を差し向けたドイツ帝国に対して、ザンジバルからの支援要請を受けたイギリスも東アフリカに介入した。フランスを交えた三カ国の協議の結果、東アフリカに分割線が引かれ、境界線の南の現在のタンザニアに当たる部分(ドイツ領東アフリカ)をドイツが、境界線の北の現在のケニアに当たる部分をイギリスが取ることになった。

イギリス政府は当時アフリカ大陸南部の権益確保に力を注いでおり余裕がなかったため、民間の手を借りることとし、インド洋全域に航路を広げザンジバル・スルタン国や東アフリカ一帯との商取引も行っていた英領インド汽船会社(British India Steam Navigation Company)の社長、ウィリアム・マッキノン(William Mackinnon)にアフリカ東部でのイギリス勢力圏の建設を勧めた。マッキノンはイギリス東アフリカ協会(British East Africa Association)を結成し、1888年には帝国イギリス東アフリカ会社(Imperial British East Africa Company, IBEA)を設立し勅許を受けた。その統治範囲は、ケニア最長の河川タナ川の河口からモンバサを経てドイツ領東アフリカとの境界線までの150マイル(240キロメートル)の海岸線だった。これに先立つベルリン会議(1884年から1885年)で決まったアフリカ分割の原則では、沿岸部を領有した国は後背地の領有も認められることになっていたため、これによる勢力圏はほぼ現在のケニアの範囲に等しくなった。さらに1890年にはウガンダもイギリスの勢力圏に収めた。

イギリス東アフリカ会社はモンバサからビクトリア湖への鉄道(ウガンダ鉄道)建設や農地開発などを始めたが、ブガンダ王国(現ウガンダ)のカバカ(王)や各地を支配する宣教師たちとの対立が起こり、これに力と時間を割かれて経営は悪化した。1895年7月1日、イギリス政府はイギリス領東アフリカの保護領化を宣言し英国外務省の管轄とし、1902年にはウガンダもその一部となった。1902年、東アフリカシンジケート(East Africa Syndicate)は内陸高原地帯に白人入植地を作るべく500平方マイル(1,300平方キロメートル)の開発認可を得た。1905年には管轄は植民地省へ移り、同じ年に首都は海岸のモンバサから内陸高原地帯のナイロビへと遷った。

第一次世界大戦のアフリカ戦線の戦いを経て1920年には保護領から本国直轄のケニア植民地となった。
イギリス植民地時代のケニア国旗


1902年4月、英領東アフリカ最初の土地出願が「東アフリカシンジケート」(East Africa Syndicate)により行われた。この会社は、イギリス南アフリカ会社に属する出資者たちが設立したもので、気候の良く涼しい高原地帯の500平方マイルの土地をヨーロッパ人による植民のために使おうとした。さらに、ユダヤ人入植地を適切な場所に作るための出願もなされた(英領ウガンダ計画)。1903年4月、イギリス軍の高名なアフリカ探検家で東アフリカシンジケートの重役でもあったアメリカ人フレデリック・ラッセル・バーナムが鉱物資源を求める探検隊を派遣した。ジョン・ウェストン・ブルックに率いられた探検隊はナイロビからエルゴン山を経てルドルフ湖(現・トゥルカナ湖)西岸へ、水に事欠きマサイ族とも何度も遭遇する危険な旅を敢行した。1903年、数百人の入植者が南アフリカなどからケニアに到着した。しかしマサイ族の牧畜の権利保全をめぐる問題が持ち上がり、今後は大きな面積の土地利用の出願を受け付けないという決定がなされた。

この植民政策の遂行をめぐり、英領東アフリカの当時の弁務官チャールズ・エリオット卿と、英国外務大臣ランズダウン侯の間で論争が起こった。ランズダウン侯は東アフリカシンジケートに与えた誓約を守ろうとして、彼らに対する500平方マイルの賃貸を認可すべきとした。しかしロンドンにいた保護領官僚との話し合いの結果、彼は南アフリカからの入植者に対し別に50平方マイルの賃貸を行おうというエリオットの結論を拒んだ。エリオット卿は、新たな賃貸を禁じながら東アフリカシンジケートへの有利な賃貸契約を守るランズダウン侯の結論を不当な土地独占と述べて辞任している。現在のケニア中央州一帯は「白人高地」として白人経営によるコーヒーや茶の農園が広がり1930年代には白人の数は3万人に達した。後に、高原の土地を占有する白人農園は、元来の土地所有権を主張するキクユ族によるマウマウ団の乱などさまざまな民族主義運動の標的と化す。

一方1896年以来、金融、商業、手工業などを行うインドの移民がケニアに到来し都市部の経済を動かした。さらにウガンダ鉄道建設のために大勢のインド人がケニアとウガンダに渡ってきた。人種別の隔離がなされ、都市での居住地制限や高原地帯へのインド人入植制限が行われたが、インド人は数で白人を圧倒した。1921年段階でのケニアの推定人口は2,376,000人で、うち9651人はヨーロッパ人、22,822人はインド人、10,102人はアラブ人だった。最大都市はモンバサで人口は32,000人だった。



参考
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B9%E9%A0%98%E6%9D%B1%E3%82%A2%E3%83%95%E3%83%AA%E3%82%AB




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ケニアで活躍されている友人の紹介

在ケニア日本国大使館HPより。
http://www.ke.emb-japan.go.jp/ganbaru8.html

いつも、綺麗な奥様と仲良しなのが印象に残っており、誠実で仕事ができる人、というイメージです。

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名前:黒岩揺光
出身地:新潟県南魚沼市
学歴:米国マイアミ大学国際関係学部卒。オランダ・ユトレヒト大学院「移民・民族関係・多文化主義」修士コース修了。
職歴:2006年, 毎日新聞社入社(奈良支局,尾道支局)。2010年, 外務省平和構築人材育成事業の研修生として,ケニアのダダーブ難民キャンプの国連難民高等弁務官事務所へ派遣。2011年より, 同キャンプで米NGO「International Lifeline Fund」のプログラム・マネジャー。
著書:「国境に宿る魂」(世織書房)朝日新聞2011年10月22日朝刊, 「私の視点」






国際協力に興味を持ったきっかけ

 私は7人兄弟の一番下で, 中学時代, 兄姉よりも成績が悪いことにコンプレックスを抱き, 毎週末, 競馬場に新幹線で通う非行少年でした。当時から, 今と変わらない老け顔だったので, 競馬場の職員から注意されることは滅多にありませんでした。
学歴社会から逃げ出そうと, 15歳でアメリカに留学したのですが, 今度は競馬場ではなく, カジノクルーズに通うようになってしまいました。
20歳で転機を迎えます。旧ユーゴスラビアを放浪した時, 生れて初めて「難民」に出会いました。彼らの境遇は, アメリカに留学して, 言語の壁にぶつかるなど苦しい想いをした自分と何か重なる物を感じ, 難民問題に傾倒するようになりました。





勤務している「International  Lifeline Fund」(ILF)とはどのようなNGOか

 「ライフライン」とは, 日本語で,海で溺れた人を助ける時などに使う「命綱」という意味です。溺れた人が助かるためには, 命綱を渡す人も, 溺れた人も, 両方が綱を掴み, 引かなくてはなりません。援助する側が一方的に支援するのではなく, 支援される側の努力があってこそ「支援」とは成り立つ, という団体の考えです。
ILFが活動するダダーブ難民キャンプは, ケニア北東部, ソマリアとの国境沿いに位置し, 約46万人(2011年11月現在)の難民が暮らす, 世界最大の難民キャンプです。
キャンプでは, 食糧, 医療, 教育などが無料で提供されており, ILFは, ここで, 「改良かまど」を毎月1000個製造する工場を運営しています。乾燥地帯のダダーブでは, 一般の女性は週約20時間, 薪を集めるために周辺を歩き回ります。そこで, 武装集団に襲われる事も少なくありません。かまどは, 女性たちが料理する際, 薪の使用する量を約3割減らす効果があり, 難民の生活向上だけでなく, 森林保全にも貢献します。
「難民ができることは難民自身で」をモットーに, 私以外の従業員35人はすべて難民です。かまど製造だけでなく, 研修, 物資の調達, 報告書作成など, ほとんどすべて彼らだけで担っています。




ILFに入った動機

 私はILFに今年5月に入ったのですが, それまで1年間, 同じキャンプで, 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の若者支援担当をしていました。20年前に設立されたキャンプには, 高等学校を終え, 英語, スワヒリ語, アラビア語を使いこなす, NGOで働く優秀な若者がたくさんいます。彼らをコミュニティのリーダーとして育成し, 将来, 祖国が平和になった時, 復興を担う人材として育てるため, スピーチコンテスト, ユースフェスティバルなどを一緒に企画しました。
しかし, キャンプには10万人以上の若者がいるのに, そういうイベントには, なぜか, いつも同じ若者が集まるのです。それで,今年2月, 私たちは若者の実態調査を行いました。18歳から35歳までの男女1300人にアンケートを配ったのです。

 結果は驚くべきものでした。2割が高等学校を卒業している一方,2割は文字の読み書きすらできない。そして,「NGOや国連の訓練や研修を受けたことがあるか?」という問いに,高等学校卒業者の9割が「Yes」と答えたのに対し,文字の読み書きができない人に限れば, たったの1割でした。私たちが若者に向けて行ってきた支援が, 一番支援を必要としていない, エリート層の若者に集中していたのです。

 ILFの工場は35人の従業員のうち,8割が文字の読み書きができません。6割は女性で, 高齢者, 障害者, 孤児, 性的暴力の被害者や元セックスワーカーなどがいます。社会的弱者の集まりが, 難民キャンプで一つの工場を稼働しているということにドラマを感じました。


日々の仕事内容

 工場の生産性を高めるため, 従業員の監督・指導・人事が主です。私が働き始めた当初, 従業員による横領, 偽りの報告書作成, 職員同士の対立, 2カ月間の無断欠勤など, 規律の乱れは顕著でした。就業規則を作り, 規則違反に対しては解雇や停職処分などを出し, また 一生懸命働いた従業員には特別報酬を与える成果主義を導入しました。従業員同士のトラブルについては, ミーティングを開いて, 徹底的に話し合いをさせました。
 また, 1年以上工場で働いているのに, 「改良かまど」を配布する意義について, 知らない従業員がたくさんいることにも驚かされ, 研修プログラムを組んで, かまどと環境の関係について教えました。そして, 「君たちが祖国に戻った時, 環境保全分野でリーダーになることがILFの夢です」と何度も伝えました。
9月には, 従業員で劇団を結成し,かまどの重要性を伝える劇や歌を作りました。キャンプでは, 「環境の日」「難民の日」など,頻繁に大きな行事があり, そこで, 彼らの劇や歌を通して, 従業員とコミュニティの繋がりを深められたらと思います。



国際協力に関心がある人に向けて

 場所を問わず, 率先して色々な人と友達になってください。自分が苦手だな, と思う人とは特に。国際協力は, 多種多様な職種・現場がありますが, 誰しも通らなければならない難関は, 異なる文化の人と信頼関係を作るということだと思います。どんなに素晴らしい知識・経験があったとしても, 同僚や受益者と信頼関係を作れなければ, その知識・経験を活用することは難しいです。そして,信頼関係構築というのは, その人の仕事の能力とは関係のない部分, ユーモア, 思いやり 謙虚さ, などなどが大きく作用します。
後は, 人に「伝える」という力を鍛えてほしいですね。「国際協力」と言うと, 一般の人は少しかけ離れた世界に聞こえるかもしれません。しかし, 私が現在している職務内容は, 日本の片田舎の町工場の工場長がしていることと,共通する部分が少なくないと思います。私の父は, 故郷の新潟で国際協力とはかけ離れた仕事をしていますが, 従業員を監督するという部分で共通点があり, 色々アドバイスをもらっています。私たち現場にいる人たちが, わかりやすく仕事内容を情報発信していけば,「国際協力」という単語が一般の人にも身近になっていくのだと思います。










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