2015年8月11日火曜日

アラビア語 ⑨




アラビア語にもフリガナがある?




アラビア文字は、流れるような線が、隣の文字とつながったり、はなれたり。

そして、その線の上や下に、点や、小さなマークが付いていることがあります。

下のニベア缶の写真をご覧ください。


ちょっと解説すると、アラビア文字には、英語の v の音、つまり「」の音は、元々、ないのですね。

なので、NIVEA の V を表すのに、特別な文字が使われています。日本語でも、無理やり「」に濁点をつけて、「」と書くのと、似ていますね。



では、この点やマークは、一体、何なのでしょうか?


実は、文字の一部、または、「シャクルと呼ばれるフリガナの働きをする記号なのです。


文字の一部というのは、

例えば、ひらがなの「の右上の点のようなイメージです。
点が文字の一部になっているのです。


ニベア缶の写真でいうと、点がひとつ、ふたつ、みっつのかたまりは、文字の一部です。


それにたいして、「シャクル」は、読み方を表すマークです。

日本語の、フリガナに近いです。
フリガナなので、書かないことの方が多いです。


ニベア缶の写真でいうと、左上にある細い線がそうです。


大人はフリガナがなくても、たいていの漢字は読めますよね。

でも、子供は読めない漢字が多いので、フリガナが必要です。


アラビア語の「シャクル」も、そんな感じです。


アラビア語のアルファベットは、基本的に子音を表します。

子音って例えば、k, s, t, n, h, m などの音です。


ちなみに、母音とは、a, i, u, e, o などですね。


アラビア語では、母音は「シャクル」で表します。

なので、シャクルが付いていない場合、その単語を知らないと、発音できません。


そんなときに活躍するのが「シャクル」なのです。








最後まで読んでくれてありがと~~~♪

励みの1票をおねがいしま~すm(_ _)m

いつもブログに遊びに来てくれてありがとう★

ブログランキング↓↓↓


人気ブログランキングへ

ブログ村↓↓↓


にほんブログ村 海外生活ブログ アフリカ情報へ


にほんブログ村 哲学・思想ブログ イスラム教へ


にほんブログ村 恋愛ブログ 国際結婚(アフリカ人)へ



0 件のコメント: