2011年12月22日木曜日

ケニア:渡航情報(危険情報)の発出~

在留邦人の皆様へ

 最近の治安情勢を踏まえ、12月21日外務省からケニアに対する渡航情報(危険情報)が発出されましたのでお知らせします。

<変更点>
 
● 北東部州ガリッサ県ガリッサ 
 :「渡航の是非を検討して下さい」(引き上げ)


なお、詳細については、以下の外務省海外安全ホームページをご覧下さい。

 外務省 海外安全ホームページ: http://www.anzen.mofa.go.jp/
 http://www.anzen.mofa.go.jp/i/ (携帯版)

平成23年12月22日
在ケニア日本国大使館
領事・警備班


HPより

情報種別:渡航情報(危険情報)
ケニアに対する渡航情報(危険情報)の発出
※ 本情報は、海外に渡航・滞在される方が自分自身の判断で安全を確保するための参考情報です。本情報が発出されていないからといって、安全が保証されるというものではありません。
※ 本情報は、法令上の強制力をもって、個人の渡航や旅行会社による主催旅行を禁止したり、退避を命令するものでもありません。
※ 海外では「自分の身は自分で守る」との心構えをもって、渡航・滞在の目的に合わせた情報収集や安全対策に努めてください。


●北東部州及び沿岸州ラム県(ソマリアとの国境から概ね60kmまでの範囲)
      :「退避を勧告します。渡航を延期してください。」(継続)
●北東部州ダダーブ難民キャンプ周辺
      :「渡航の延期をお勧めします。」(継続)
●リフトバレー州のトゥルカナ,ウエスト・ポコット及びトランゾイア各県,西部州のブンゴマ,マウント・エルゴン各県,東部州のマルサビット及びモヤレ各県,上記以外の北東部州(ガリッサ県ガリッサを除く)
      :「渡航の是非を検討してください。」(継続)
●北東部州ガリッサ県ガリッサ
      :「渡航の是非を検討してください。」(引き上げ)
●沿岸州ラム県(ソマリアとの国境から概ね60kmまでの範囲を除く)
      :「渡航の是非を検討してください。」(継続)
●ナイロビ,中央州,リフトバレー州(トゥルカナ,ウェスト・ポコット及びトランゾイア各県を除く),ニャンザ州,西部州(ブンゴマ及びマウント・エルゴン各県を除く),東部州(マルサビット及びモヤレ各県を除く),沿岸州(上記を除く)
      :「十分注意してください。」(継続)



☆ 詳細については,下記の内容をよくお読みください。

1.概況
(1)ケニアでは,2011年9月及び10月中旬,ソマリア国境に隣接する沿岸州ラム県内のリゾート地において,滞在中のイギリス人女性(一緒に滞在していたイギリス人夫は殺害される)及びフランス人女性(拘束先で死亡)が,それぞれソマリアからケニア領域内に侵入したとみられる武装集団に拉致され,モーターボートでソマリア側へ連れ去られる拉致誘拐事件が発生しました。さらに10月13日には,北東部州ガリッサ県ダダーブ難民キャンプにおいて,スペイン人国際NGO関係者2人が武装集団の襲撃を受け,拉致されソマリア側へ連れ去られる事件が発生しています。
 近年,隣国ソマリアの深刻な政情不安から,ソマリアとの国境沿いを中心にテロや誘拐事件などの脅威が高まりつつある中,このような外国人をターゲットとした拉致誘拐事件がケニア国内で連続的に発生し,何れの事件もソマリアのイスラム過激派組織「アル・シャバーブ」が何らかの形で関与しているものと見られています。

(2)これら一連の拉致誘拐事件の発生を受けて,同年10月15日,ケニア政府は,国内治安を脅かしている「アル・シャバーブ」のテロ行為を阻止するため,ケニア軍及び治安部隊に対してソマリア領内に進攻することを命じ,既に,ケニア軍及び治安当局がアル・シャバーブの追跡のためにソマリア領内へ進攻し,一部で戦闘行為が行われています。このケニア軍等によるソマリア進攻に対し,同年10月17日,「アル・シャバーブ」の報道官は,「ケニア国内において,自爆テロを含む報復のためのテロ攻撃をする。」旨を宣言しました。この「アル・シャバーブ」による報復テロ攻撃宣言を受けてケニア政府は,首都ナイロビ市やモンバサ市等の主要都市を中心に,治安当局によるケニア国内における警備体制を強化しています。
 更に11月には,北東部州ガリッサ県ガリッサ市で,手りゅう弾による連続爆発事件が発生しています。いずれの事件も「アル・シャバーブ」関係者による犯行が疑われており,同市においては今後も同種事件が派生する可能性も懸念されています。

(3)過去ケニアにおいては,1998年の在ケニア米国大使館爆破事件以降も,2002年のモンバサのホテル爆破事件(15人死亡)及びイスラエル民間航空機撃墜未遂事件,2003年のモンバサ警察署に対する爆弾テロ事件(実行犯と警察官の2人死亡)等のテロ事件が発生しています。
 また近年では,2011年2月,「アル・シャバーブ」の報道官が「TFG(ソマリア暫定連邦政府)を支援するケニアにテロ攻撃を行う」旨の宣言を行い,これを受けてケニア警察庁長官が「重要施設や人が多く集まる場所の警備を強化する。」旨の発表を行っています。

2.地域情勢
(1)北東部州及び沿岸州ラム県(ソマリアとの国境から概ね60kmまでの範囲)
 :「退避を勧告します。渡航を延期してください。」(継続)
 現地報道によると,ケニア軍は,既に北東部州側から国境を越えソマリア領内に進攻し,航空機及びヘリコプターを展開して,「アル・シャバーブ」の拠点となる一部地域に対し攻撃を行っている模様です。今後,国境付近において,ケニア軍側と「アル・シャバーブ」勢力側との間で戦闘行為が発生する可能性が高まっています。このため,ソマリアとの国境から概ね60kmまでの範囲内は,渡航を延期してください。また同地域に滞在している方には退避を勧告します。

(2)北東部州ダダーブ難民キャンプ周辺地域
 :「渡航の延期をお勧めします。」(継続)
 2011年10月13日,北東部州ガリッサ県ダダーブ市内のダダーブ難民キャンプにおいて,武装集団が,国際NGO「国境なき医師団」で働く外国人援助従事者2人(何れもスペイン人女性)の乗った車を襲撃し,ドライバーに向け発砲し重傷を負わせ,同外国人2人をソマリア側へ連れ去る事件が発生しました。同事件発生を受けて,国連の人道支援機関等は,同キャンプにおいて,生命に関わる支援活動を除く活動(教育活動やカウンセリング等)について当面の間停止したり,ダダーブ難民キャンプから撤退するNGOも出ている模様です。今後も同様の事件が発生する危険性があるため,いかなる理由であれ,同地域への渡航については延期をお勧めします。

(3)リフトバレー州のトゥルカナ,ウエスト・ポコット及びトランゾイア各県,西部州のブンゴマ及びマウント・エルゴン各県,東部州のマルサビット及びモヤレ各県,(1)及び(2)以外の北東部州(ガリッサ県ガリッサを除く)
 :「渡航の是非を検討してください。」(継続)

ア 北部地域(リフトバレー州トゥルカナ県,東部州マルサビット及びモヤレ各県)
 ケニア北部のエチオピア及びスーダンとの国境地帯では,両国から越境した武装強盗団が横行しているほか,紛争地域から避難してくる難民による犯罪も発生しており,陸路での移動は護衛が必要となることもあります。特にモヤレ県のエチオピアとの国境地帯では,エチオピアから越境した家畜強盗団による襲撃が多発し,死者も出ています。また,エチオピア側の国境地帯には,エチオピアの反政府勢力・オロモ解放戦線が潜んでおり,2007年にはエチオピア政府軍に追われた同解放戦線の兵士が越境し,ケニア側で双方が銃撃戦となり,エチオピア政府軍兵士9人が死亡する事件が発生しています。マルサビット県では,2005年,部族間抗争の中で,500人ほどの武装した集団が現地の交易センターや小学校を襲い,75人の死亡者を出す虐殺事件が発生しており,現在も警察部隊がこの地域に駐留し,監視を続けています。
 イシオロとマルサビットの間の道路には盗賊団が出没し,通行車両を襲撃する事件が頻発していることから,イシオロ地方警察では,この間の旅行者のみでの夜間の移動(午後6時から翌日午前6時まで)を禁止しています。昼間の移動についても,警察官に護衛を依頼することを勧めています。

イ エルゴン山一帯地域(西部州ブンゴマ及びマウント・エルゴン各県,リフトバレー州トランゾイア県)
 エルゴン山一帯地域においては,かねてから,SLDF(Sabot Land Defence Forces) と呼ばれる武装集団による住民の虐殺や警官隊との銃撃戦が発生していました。これに対し,2008年,ケニア政府は,治安維持のため,軍・警察合同によるSLDF掃討作戦を展開し,その主要幹部や構成員の半数以上を逮捕又は射殺するなどして組織の弱体化を図りました。しかしながら,一部は隣国ウガンダに逃亡しています。
 つきましては,同地域におけるSLDFの危険性は低くなりましたが,隣国ウガンダから越境してきたと思われるSLDF残党による犯罪も行われており,治安面に不安が残ることから,渡航の是非を含め,自らの安全につき検討してください。

ウ リフトバレー州ウエスト・ポコット県のウガンダとの国境地帯
 同地域では,2007年以降,数次にわたり,遊牧を営むポコット族に対する武装解除作戦をウガンダ軍が遂行し,ケニア領内に度々侵入しています。ウガンダ軍とポコット族との銃撃戦から,双方に死傷者が発生しているほか,ウガンダ領内の軍施設に多数のポコット族が拘束されています。また,ウガンダ領域内に住むポコット族とケニア領域内に住むポコット族間でも家畜の奪い合いが行われており,銃などで武装していることから双方に死傷者が出る事件も発生しています。このため,上記地域の治安状況は不安定であり,銃撃戦に巻き込まれる可能性もあることから,これらの地域には近づかないよう留意してください。
 つきましては,これらの地域では土地争いに起因する抗争や一般犯罪など治安面において不安が残ることから,渡航の是非を含め,自らの安全につき真剣に検討してください。

(4)北東部州ガリッサ県ガリッサ
 :「渡航の是非を検討してください。」(引き上げ)
 2011年11月5日午後9時頃,北東部州ガリッサ県ガリッサ市内にある教会に手りゅう弾が投げ込まれ,8歳の少年を含む2人が死亡,3人が負傷する事件が発生し,同じく市内にあるタクシー乗降所に対しても,同日手りゅう弾が投げ込まれる事件(不発)が発生しました。さらに同月24日午後7時頃,同じくガリッサ市内にある地元ホテル内のカフェにおいて手りゅう弾が爆発し,2人が死亡,また、ほぼ同時刻に同市内のカトリック教会付近の商店街の路上でも手りゅう弾が爆発し,1人が死亡,両事件で計12人以上が負傷する連続爆弾事件が発生しました。同市内では,治安当局による警備が強化されている模様ですが,今後も同種事件が発生する可能性も否定できないことから,同地域への渡航を予定している方は,その是非を含め自らの安全につき真剣に検討することをお勧めします。その上で,渡航する場合には,人が多く集まる場所,特に,バス停やタクシー乗降場など公共交通機関乗り場,深夜営業のパブ,更に,協会などにおいては,周囲の状況に注意を払い,不審な状況を察知したら速やかにその場を離れるなど,十分な安全対策をとってください。

(5)沿岸州ラム県(ソマリアとの国境から概ね60kmまでの範囲を除く)
 :「渡航の是非を検討してください。」(継続)
 2011年9月1日未明,ソマリア国境から南方にあるケニア沿岸州ラム県Kiunga(キウンガ)の沿岸に位置するリゾートホテルに,英国人夫婦が宿泊中のコテージ式の部屋に賊が押し入り,金品類を強奪したうえ,夫を銃器で射殺後,被害者妻をソマリア側へ連れ去る誘拐・強盗殺人事件が発生し,また翌10月1日未明にも,フランス人女性(拘束先で死亡)が,ソマリア国境から約100km南方にあるケニア沿岸州ラム県のリゾート地であるマンダ島沖Ras Kitau湾に面する自宅から,モーターボートでやってきたと見られる武装集団によってソマリア側へ連れ去られる事件が発生しています。
ラム県は,ソマリアと国境を接するとともに,今回の一連の事件のように,ソマリアから武装集団がモーターボート等を使用して,警備体制の薄い夜間から未明にかけて海上より沿岸に向け容易に侵入することが可能であり,今後も同種事件が発生する可能性が高いことから,同地域へ渡航する際は,渡航の是非を検討してください。
 
(6)ナイロビ,中央州,リフトバレー州(トゥルカナ,ウェスト・ポコット及びトランゾイア各県除く),ニャンザ州,西部州(ブンゴマ及びマウント・エルゴン各県を除く),東部州(マルサビット及びモヤレ各県を除く),沿岸州(上記を除く)
 :「十分注意してください。」(継続)

ア 首都ナイロビ
(ア)2007年末の大統領選挙の結果,ナイロビにおいても選挙結果をめぐる政治的対立に起因する暴力が多数発生し,大きな混乱が生じましたが,政治的緊張緩和に伴い2008年2月以降政治的対立に起因する暴力事件は鎮静化しています。しかし一方で,2011年10月にケニア軍が「アル・シャバーブ」掃討のためソマリアへ進攻したことに伴い,同17日,「アル・シャバーブ」の報道官は,報復のためのテロ攻撃を行う旨の宣言をする中で,「ケニアの高層ビルは破壊され,観光は消滅することになる。」等と述べ,ケニアの政治経済の中心である首都ナイロビが,テロのターゲットになる可能性が高まっています。同月24日には,ナイロビ市内のパブにおいて,何者かが店内に手りゅう弾を投げ込み,客14人が負傷する事件が発生しました。テロの標的となり得るケニア政府関連施設や空港等の施設はもとより,ホテル,ショッピングセンター,観光施設,レストラン,ディスコ,バー等,外国人を含め人が多く集まる場所では,周囲の状況に注意を払う等,自らの安全確保に努めてください。

(イ)一般治安犯罪の発生は増加の一途を辿っており,昨今,在留邦人を含めた多くの外国人が居住する郊外の住宅地等においても,強盗やカージャック等の凶悪犯罪が発生しています。市街地では,失業者やいわゆるストリートチルドレンが多く,銃器を使用した強盗等の凶悪犯罪は多発しており,日本人にも被害者が出ています。カージャックや住居侵入等の一般犯罪が跡を絶たず,地域・時間帯に関係なく銃器を使った車両強盗等の凶悪犯罪が多発しています。外交官を含む外国人に対する強盗傷害事件,マタツ(小型乗合バス)に対するカージャック事件も発生しています。比較的安全であると言われている高級住宅地においても,強盗・窃盗事件が発生し,レストラン,ファーストフード店等でバッグ等を狙った置き引きが頻発しています。また,国際空港では外国人観光客に対して空港職員等が,市内の検問では交通警察官が,それぞれ不当に賄賂を要求してくることがありますので十分注意してください。

(ウ)ナイロビのスラム街に拠点を置く武装犯罪集団ムンギキ(下記「注」参照)に対する警察当局の取締りが強化され,多数のメンバーが当局に逮捕されていますが,依然として,同集団メンバーによる強盗事件等の凶悪事件が発生しています。
 なお,これまでのところ,同集団によるとみられる事件は,外国人を標的にしたものではなく,また,外国人が通常立ち入るような場所では発生していませんが,市郊外や市内繁華街において同集団と警察当局による銃撃戦が発生している状況もあることから,外国人の身近で発生する可能性もあるので十分な注意が必要です。
(注)ムンギキ・セクト:ケニアの人口の約20%を占める最大部族のキクユ族により組織されている犯罪者集団。ナイロビ市内を走っているマタツからの通行料並びにスラム及びその周辺居住者からのみかじめ料を不当に徴収している。自動小銃や手榴弾などで武装。

イ ニャンザ州,リフトバレー州(トゥルカナ,ウェスト・ポコット及びトランゾイア各県を除く)
 2007年の大統領選挙後の混乱により,この地域では政治的不安定状態に乗じた暴力が多数発生しました。しかしながら,政治的緊張状態の緩和や警察による警備強化により新たな暴力の発生もなく,治安も回復しています。
 ただし,サンブル県とその周辺の県の県境付近では,武装した家畜強盗団による家畜の奪い合いが横行しており,死傷者も発生しています。渡航者を狙ったものではありませんが,これら事件に巻き込まれないよう注意してください。

ウ 東部州イシオロ県
 イシオロ県については,2007年の大統領選挙後の混乱でも部族間衝突はなく,現在も治安情勢は落ち着いています。しかし,上記2.(3)アに記載するイシオロ・マルサビット間の道路では盗賊団による強盗事件が発生しています。


エ 沿岸州
(ア)マリンディ,ワタム
 ワタムでは2008年1月にイギリス人が強盗により射殺され,マリンディでは2006年1月にイタリア人旅行者が射殺される強盗事件が発生するなど,外国人をターゲットとした犯罪が報告されています。また,2008年8月には,マリンディで1998年米大使館爆破テロ容疑者の隠れ家をケニア警察が急襲し,取り逃がすという事件も発生しており,ケニア沿岸部はテロリストの潜伏先と目されています。
 さらに2009年11月には,マリンディに居住するドイツ人夫婦がカージャック強盗被害に遭い,犯人に殺害されるケースも発生しています。
なお同地域は,ソマリア国境から比較的近い位置にあるため,最近の緊迫したソマリア情勢を踏まえ,同地域に渡航滞在する際は,安全対策を心掛け十分注意してください。

(イ)モンバサ
 2007年4月には日本人が被害に遭う強盗事件が,2008年1月にはドイツ人旅行者が殺害される事件が発生するなど,外国人をターゲットとした犯罪が報告されています。モンバサ市内においても,人通りの少ない場所を一人歩きしない等安全の確保には十分留意してください。また,道端ではケニアの伝統的な「たばこ」であると偽り,大麻を売っていることがありますので注意してください。
 なお同地域は,ソマリア国境から比較的近い位置にあるため,最近の緊迫したソマリア情勢を踏まえ,同地域に渡航滞在する際は,安全対策を心掛け十分注意してください。

3.滞在に当たっての注意
 滞在中は,下記の事項に十分留意して行動し,危険を避けるようにしてください。また,ケニアの一般治安情勢は悪化していますので,外務省,在ケニア日本国大使館,現地関係機関等より最新の情報を入手するよう努めてください。

(1)渡航者全般向け注意事項
ア 現在,ケニア政府が,国内の治安を脅かしているソマリアのイスラム過激派組織アル・シャバーブのテロ行為を阻止するため,ケニア軍をソマリア領域内に進攻させていることに対し,「アル・シャバーブ」@が報復のためのテロ攻撃を行う旨を宣言しています。これを受け,ケニア治安当局による警備体制が強化されているところですが,ケニアに滞在する際は,標的となる可能性のある外国人が多く利用するショッピングモールやレストラン,ホテル,空港等の人が多く集まる場所では,周囲の状況に注意を払う等,自らの安全確保に努めてください。
 また,銃器を使用した強盗事件のほか,侵入強盗,ひったくり,置き引き等様々な犯罪が発生しており,昼夜を問わず徒歩での移動は避け,できるだけ車両を利用してください。ただし,車両を利用する場合でもマタツ等の公共交通機関は,テロやカージャックの標的となる可能性もあるほか,車両内でのスリ等の発生も多いので避けてください。          
 現在,警察官による車両検問・駐車取締りが厳しくなっていますが,中には不当な扱いや賄賂等の要求を受ける例もみられます。ケニアの法律を遵守することは必要ですが,仮に不当な扱いや賄賂等の要求と思われる場合は,可能であれば,後々の対応のためにも警察官の個人番号(胸のプレートに表示)を確認するようにしてください(プレート等がない場合もあります。)。また,国際空港職員による賄賂の要求等も発生しており,これらにも十分注意を払ってください。

イ ケニアは,髄膜炎ベルトと呼ばれる,乾季に発生しやすい髄膜炎の流行地域に含まれています。髄膜炎は,通常は患者との濃厚な接触を除いては感染しにくい疾患ですが,飛沫又は直接接触によっても感染しますので注意してください。
  なお,予防法としては,人込みを避ける(マスクを着用する),うがい・手洗いの励行,バランスのよい食事・十分な休息・睡眠と規則正しい生活を心掛ける等です。また,髄膜炎ワクチンは,日本国内では入手困難ですが,現地では接種が可能ですので,接種される場合は信頼のおける病院の医師に相談してください。

ウ ケニアでは,2006年10月中旬からの雨季に,異常豪雨による洪水が発生し,全土で4 7人が死亡し,70万人以上が被害を受けました。洪水が発生すると,井戸やトイレが汚泥で汚染され,コレラ等感染症が流行する傾向にあります。

エ ケニアに入国する際は,黄熱の予防接種をお勧めします。また黄熱リスク国を経由してケニアに入国する1歳以上の渡航者に対しては,イエローカード(黄熱予防接種証明書)の提示が求められます。ケニアを経由して他の国に行く場合には,渡航先国によってイエローカードの提示が求められますので,事前に確認することをお勧めします。

(2)観光旅行者向け注意事項
ア 観光旅行者をターゲットとした犯罪
 外国人観光客をターゲットとした現地旅行会社による詐欺事件,また,インターネットを利用しての旅行申し込みによる詐欺事件も発生していますので,旅行の申し込みは信頼できる旅行会社に依頼するなど十分注意してください。

イ マラリア等の予防
 ナイロビ等一部高地を除く国内全域,とりわけキスムなどビクトリア湖岸部や,モンバサ,マリンディなどの海岸部においては,マラリアが蔓延しており多数の旅行者が感染しています。
つきましては,これらの地域への渡航を予定している方は,予防方法を含めたマラリア等アフリカ特有の病気等に対する知識を十分身につけ,旅行計画を立てるよう心掛けてください。

ウ 国立公園等
 観光客の多いアンボセリ,マサイ・マラ等の国立公園・国立保護区等には,公園警備官(Wildlife Warden),警察官及び警備員がおり,観光客の安全確保のため警備を強化しています。しかし,国立公園内等で宿泊する場合でも,信頼できるホテルやロッジを選び,また部屋の施錠を確実にするほか,置き引き等の被害に注意してください。

(3)長期滞在者向け注意事項
ア デモや暴動に巻き込まれることのないよう注意するとともに,混乱により商店が閉鎖したり,物流がストップする事態を想定して,2週間程度生活することができる食料,水,医薬品,燃料等を普段から備蓄しておくことをお勧めします。

イ 現地に3か月以上滞在する方は,緊急時の連絡などに必要ですので,到着後遅滞なく在ケニア日本国大使館に「在留届」を提出してください。また,住所その他届出事項に変更が生じたとき又はケニアを去る(一時的な旅行を除く)ときは,必ずその旨を届け出てください。なお,在留届は,在留届電子届出システム(ORRネット, http://www.ezairyu.mofa.go.jp/ )による登録をお勧めします。また,郵送,FAXによっても行うことができますので,在ケニア日本国大使館まで送付してください。
 在留届を提出している方には大使館から安全情報を提供していますので,滞在期間が3か月に満たない方も,安全情報の提供を希望する方は登録をお勧めします。

ウ 夜間の徒歩での移動は控えるようお勧めします。また,やむなく外出する際には車両を利用して,ドアをロックし窓を閉めるなど十分注意してください。

エ 外出中に不測の事態が起きた場合には,自宅や職場(旅行者の場合はホテルや旅行会社)等の安全な場所に行き,事態が収拾されるまで待機して,在ケニア日本国大使館に連絡してください。

オ また,自宅や職場等の安全な場所にいる際に,周辺で不足の事態が起きた場合は,速やかに在ケニア日本国大使館まで連絡してください。

4.隣国のソマリア,エチオピア,ウガンダ,タンザニア及びスーダンの危険情報にも留意してください。


(問い合わせ先)
○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐に関する問い合わせを除く)
   住所:東京都千代田区霞ヶ関2-2-1
   電話:(外務省代表)03-3580-3311(内線)2306
○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐に関する問い合わせ)
   住所:東京都千代田区霞ヶ関2-2-1
   電話:(外務省代表)03-3580-3311 (内線)3678
○外務省領事局政策課(医療に関する問い合せ)
   住所:東京都千代田区霞ヶ関2-2-1
   電話:(外務省代表)03-3580-3311 (内線)2850
○外務省領事サービスセンター(海外邦人安全担当)
   住所:東京都千代田区霞ヶ関2-2-1
   電話:(外務省代表)03-3580-3311(内線)2902
○外務省海外安全ホームページ:http://www.anzen.mofa.go.jp/
               http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (携帯版)
○在ケニア日本国大使館
   住所:Mara Road,Upper Hill,Nairobi, Kenya
       (P.O.Box60202,Nairobi)
   電話:(市外局番020)2898000
    国外からは(国番号254)20-2898000
   FAX:(市外局番020)2898220
    国外からは(国番号254)20-2898220
   ホームページ:http://www.ke.emb-japan.go.jp/i-index.html




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3 件のコメント:

jwh-122 さんのコメント...

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jwh-122

Africious さんのコメント...

jwh-122さん

ありがとうございます。
(翻訳で作った日本語かな?)

Africious さんのコメント...

jwh-122さん

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