タンザニアで中古車販売

沖縄県の中古車販売会社、タンザニアで事業展開

タンザニアで中古車販売
アフリカのタンザニアに日本の中古車を販売する企業が現地事務所を開設することとなった。

2012年5月8日、琉球新報が伝えた記事によると、那覇市の自動車工具通信販売、株式会社ワールドワイドカンパニーは5月中にタンザニアで中古車販売の事業展開を始め、アフリカ進出を目指す県内企業の支援をすると発表し、仲村社長（30）と現地事務所に赴任する宮良均国際戦略事業部長（65）が７日、県庁で会見した。

大手ゼネコン社員として中東などでの勤務経験を持つ宮良部長は

「政府開発援助（ODA）も含めた海外プロジェクトは多数あり、県内企業に結び付けたい」

と語った。

新事業と展開先を模索する中で、海外を視野に入れていた仲村社長は、2012年3月に沖縄県の出身で、タンザニアやニジェールなどアフリカ8カ国で展開する「津梁貿易」の金城拓真氏と出会ったことなどをきっかけに、今後多くのビジネスチャンスの獲得を期待できるとしてタンザニアを拠点にアフリカ進出を決めたという。



アフリカビジネスの情報発信基地
日本製中古車が多く流通し急速な経済成長が見込まれるアフリカは、今後も中古車や自動車用品の需要はさらに高まると、同社は見ている。

現地事務所をアフリカビジネスの情報発信基地と位置付け、アフリカ進出を希望する県内企業に情報提供などの支援態勢にも取り組む考え。

タンザニア最大都市の港町ダルエスサラームに事務所開設の予定、当面は沖縄から輸出した中古車の販売を手掛けていく。

同社は2007年設立で、中国や台湾の生産工場から直接仕入れた自動車整備用品のインターネット販売などを展開する。11年10月期の売上高は約1億3千万円、社員数は6人。

日本の中古車業界では年々アフリカ市場に注目が集まっており、現地の仲介業者を通したインターネット上での販売だけではシェアに限りがある。また仲介のコストで利益が圧迫されてしまう。

このことを受けて、今後も中古車販売業界のアフリカ進出が続くと予想される。


http://www.africa-news.jp/news_y7cFY3A9P.html



http://worldwide-company.jp/














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