2017年6月14日水曜日

ラマダン 19日目

ケニアから、アッサラーム アレイクム。

ラマダン 19日目です。
残り、11日。

今晩から、ムスリム達は、モスクに御籠もりを始める日でもあります。
泊まり込みで、最後のラマダンの日々を過ごします。




さて、イスラーム豆知識。

今晩からは、ラマダン最後の10日間を過ごすことになるわけですが、この10日間は、特に特別な夜とされております。
特に"慈悲"を請う時間として過ごします。




⬇︎その説明を以下から、紹介させてもらいます。




ラマダーンの最後の10日間が始まりました!

この大事な10日間に、最も恵み深い夜「ライラトルカドル」(みいつの夜)があります。

 

この夜に、預言者ムハンマド(彼の上に祝福と平安あれ)が、天使ジブリール(ガブリエル)を通じてアッラーの啓示を最初に受け、聖クルアーンがこの人類に、私たちに、下りました。

 

この夜に行った善行は、千の月(つまり83年と4か月:人の一生分)よりも勝るとクルアーンには記述されています。

 

 

「本当にわれは、みいつの夜に、この(クルアーン)を下した。

みいつの夜が何であるかを、あなたに理解させるものは何か。

みいつの夜は、千月よりも優る。

(その夜)天使たちと聖霊は、主の許しのもとに、凡ての神命を齎して下る。

暁の明けるまで、(それは)平安である。」

(聖クルアーン みいつ章第1~5節)

 

 

ライラトルカドルは、ハディースなどにより、奇数日や第27日であるとの諸説がありますが、定かではなく、秘密にされています。

 

この10日間、時間を大切に、ライラトル・カドルを探し求め、ラマダーンの締めくくりを過ごしましょう!

 

「カドルの夜、信仰を持ち、アッラーからの報償を期待して礼拝に立つ者は、彼の過去の罪が許されるであろう」(ハディース)

 

私たちにクルアーンが下された神意を熟考し、その光と共に、これからも誠実に生きられますように。アッラーの恵み深さ、慈悲深さに感謝し、沢山のイバーダとドゥアに満たされた10日間、そしてライラトルカドルを過ごせますように。インシャッラー!

 

 

「アッラーよ、あなたは赦されるお方。お赦しを好まれるお方であられます。私をも、どうかお赦し下さい。」

 (預言者ムハンマド(彼の上に祝福と平安あれ)がアイーシャ様に、この夜にお勧めされたドゥア)


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